正解はヒイラギの花です。
ヒイラギは葉が特徴的なので、葉の縁のギザギザ(鋸歯)を見ればピンとくる方も多いかと思います。
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ヒイラギという名は、葉のふちに触れると痛いことから、ヒリヒリ痛むという意味の「疼く(ひひらく)」が語源と言われています。節分の時に飾りますよね。
ところが、老木になるとこの鋸歯(きょし)が丸くなってくるんです。ややこしや〜。
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4〜5月から出てくる新芽も、とても柔らかで痛くありません。
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柔らかな赤子が刺々しく武装し、やがては丸くなっていく…。どこか人にも共通する???
ヒイラギは雌雄異株なので、木によって花の感じも違います。
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画像が鮮明でなく申し訳ありません。タイトルの写真との違い、分かりますでしょうか?
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右側の花は雌蕊が前に突き出ているのでめばな、左側は2つの葯がとても目立っているので雄花かと思われます。
いずれににしても葉のインパクトに比べると、花の印象がだいぶ薄い植物です。
ちなみに花の時期は今頃(11〜12月頃)ですが、暗紫色の実が熟すのは6〜7月頃になります。
クリスマスに飾る赤い実のついたヒイラギはモチノキキ科のセイヨウヒイラギ。
まったく違う種類なのだそうです。
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英名ではずばり「クリスマスホーリー」。そもそもクリスマスはキリスト教の行事。その時に飾るセイヨウヒイラギは、キリストが処刑された時に身につけていたイバラの冠を表しているとのこと。緑の葉は永遠の命、赤い実はキリストが流した血なんだとか。
本日はヒイラギ豆知識でした!
ヒイラギの白い花、ぜひ探してみてください。