大雪は二十四節気の第二十一。太陽黄経が225度のときで12月7日から28日頃。
雪が盛んに降り始め、平地でも積もったり、場所によっては名前の通りの大雪(おおゆき)になるところも。横浜でこの季節に雪が降ることはほとんどありませんが、気温はぐっと低くなり、木々はすっかり葉を落とす頃です。
北から冬将軍{シベリア寒気団)がやってくるのもこの頃です。日本海側は大雪、太平洋側は冷たく、乾燥した風をもたらします。火の元やお肌の乾燥に要注意なシーズンです。
〜二十四節気・七十二候とは〜
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。