ヘイケボタルを飼っている方から、お話を聞く機会がありました。
1枚目は現在幼虫を飼育している水槽です。水は水道水、餌はその辺の池にいくらでもいる「モノアラガイ」だそうです。「シジミ」も食べるとか。
金魚鉢よりもやや小さめな水槽には約50匹の幼虫が暮らしています。ポイントは「ろ過機」を高床式(?)にすること。地面に置くと幼虫が中に入ってしまうらしいです。
2枚目は上陸用のタッパ。土とミスゴケを入れて傾斜をつけ、終令幼虫を水ごと入れて使います。通気窓を開けた(網をはる)ふたををしておけば、タッパの中で蛹になり、そのうち羽化しちゃうそうです。ふたを開ければ、部屋の中をホタルがフワフワと…
さらに、水をはってミスゴケを入れたざる付きタッパを置いておけば、産卵もするそうです。ミスゴケに産み付けられた卵は、やがて孵化します。幼虫はざるの目から落ちて、水中に。ざるごとミスゴケを引き上げれば、そこには水と幼虫だけが残る仕組みです。そして1枚目に戻るわけです。
すごくないですか。なんだか、わたしでもホタルが飼育できそうです。部屋に舞うホタル…。いいですねぇ。