先週末、雨上がりの三ッ池公園を歩いていたら、斜面にツチグリがたくさん出ていました。春先に出るのは「コツチグリ」という種類でしょうか?
ツチグリは直径2cmほどのキノコです。まるで、皮をむいたミカンのような形をしています。しかし、晴れた日には、開いていた皮が閉じた丸い形をしています。雨が降ると、丸い形をしたツチグリが次第に開いていきます。水分を含むと、皮が反り返っていくのです。いくつか種類があるようですが、きちんとした分類の仕方は調べていません(^_^;)
別名「地上の星」とも呼ばれるそうです。
♪風の中の昴~
昨日カラオケ行きました。楽しかったぁ~!!!
話をツチグリに戻します(^_^;)
ふと気づいたのですが、このツチグリ、ただ土の上に置かれているだけなのです。根っこのようなものはありません。
調べてみたら、晴れて丸まっているときには風に吹かれてコロコロと移動するようです。移動して何をするかというと、袋の中から胞子を出します。袋に雨粒が当たると、真上の穴から小さな胞子が煙のように周りに広がり出ます。そうして雨で湿った大地で菌糸を伸ばし、仲間を増やしていくのです。この地上の星は、草花でいうところの実のようなものなのでしょうか…。
おもしろい生態です。
皮が閉じているツチグリは今まで見たことがありません。ある場所は分かったので、近いうちに探してみたいと思います。