YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

自転車出勤のどかな風景②

2012-03-28 18:36:02 | 身近な自然情報


我が家と職場を結ぶ直線上、横溝屋敷の手前に広がるのが、この二ッ池の風景。

もともとは、農業用水のため池として使われていたもの。現在はその目的を失い、ガマやヨシなどが池中央部まで進出して水面が少なくなっています。ため池として使われていたころは、水を使用したあとは、池が空っぽになるのでいつも同じような環境がたもたれていたわけですが、常に水がある状態では植物がどんどん増殖していくわけです。むかし生物の授業で習った「環境遷移」という言葉を思い出します。

空っぽになった池では、ドジョウのみならずウナギが捕れたというからおどろきです。湧水があるとはいえ、どこからこの池にやってくるのでしょうか…。
今では目的を失い忘れされれたように町のなかに置き去りになった池ですが、実は生物層は豊富で、貴重な動植物も残っています。



水辺ではいつもはあるはずのヒキガエルの卵は見つからなかったものの、キショウブの芽が急成長中でした。



水際のソメイヨシノの花芽もいくらかふくらんできました。二ッ池は桜の名所でもあります。
桜が咲いたらぜひ足を延ばしてみてください。商業施設の「トレッサ横浜」から徒歩10分弱です。

自転車出勤のどかな景色①

2012-03-28 08:17:13 | 身近な自然情報


我が家と職場を結ぶ直線上には、鶴見区の「のどか地帯(?)」が広がっています。
昨日も紹介したこの菜の花畑は、横溝屋敷の前にあります。このあたりは、農業地域に指定されているため宅地開発が行われていません。
しかし、農業の後継者も年々減り、畑は収穫目的ではなく景観保護のために使われていたりもします。特に早春の菜の花や、これから始まる稲作は藁ぶき屋根の古民家に彩りをそえます。



梅林や栗林(こちらは収穫しています)、市民の森やせせらぎの小道もあり、のどかさ満点♪
いいところと知りつつも、日頃なかなか足が向かないのは、我が家からだと急な坂をいくつか越えねばならないせいです(^_^;)
昨日はひさしぶりに自転車出勤をして、春の景色を楽しみました。運動不足なわたしは今朝は軽い筋肉痛です…情けなさすぎる!



横溝屋敷の菜の花は今が見ごろ。鶴見駅や新横浜駅からバスでも行けるので、時間のある方はぜひお出かけください。
くわしくはインターネットで「横溝屋敷」と検索ください(^o^)丿