効率的に冬を越す！

冬の間、地面にべったりと葉をくっつけている雑草たち。ロゼットというこの形態は、360度に葉を広げた姿が、小さな薔薇のように見えることから名付けられました。

太陽で温まった地面の熱を、体いっぱいで受け止められる効率の良い形。北風にさらされる率も減るので一石二鳥です。

葉っぱが緑色から紫色に変化するのは、不要な養分を作り出さないために葉緑体の活動を抑制するためだとか…。

この寒い冬を乗り切るため、植物たちは知恵の限りを尽くしているわけなんですね。



こちらは、もうすでに枯れてしまったアケビの葉。5枚の複葉を携えた葉の形は、なかなか目を引くデザインです。

寒い冬があるからこそ、輝く春がより美しく、華やかに見えるに違いありません。


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陽だまり

今日もまた寒くなるという予報ですが、どんなに寒い日も、陽だまりはぽかぽかとした優しさで迎えてくれます。

茶色く盛り上がっているのは、モグラの仕業？

地面のなかって、真っ暗だけど、風は吹かないし、急激な温度変化もないし、意外に快適なんでしょうか？

それにしても、この地面の下で、たくさんの生き物たちが、蠢いているなのかと思と、不思議な気分になります。



よく見てください。

こちらは土の塊ではなく、野良猫ちゃんです。暖かくて気持ちいいんでしょうね。

すっかりスヤスヤとお昼寝中。一度、目を開けて、ジロリと一瞥をくれると、再びスヤスヤモードに…。

「じゃますんじやねぇ…」

一瞬、そんな声が聞こえてきたような気がしました（笑）



落ち葉をどかしてみると、その下は草が青々と地面を覆っていました。雑草たちは、落ち葉のお布団にくるまって、息を潜めているんですね。




落ち葉の上に姿を現している植物たちもいます。

本格的な春の訪れとともに、一気に背丈を伸ばせるよう、今はじっとその時期を伺っているようです。

昨日は、今季初となる流氷が、北海道にやって来ました。寒さの底が近づいています。


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