YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

芽が出る

2013-01-30 23:37:05 | 身近な自然情報


今朝の更新では、冬芽の話を書きましたが、「芽」って、いろいろややこしいです。

花芽だったり、葉芽だったり…。はたまた、冬芽だったり夏芽だったり…。

ちなみに、写真はネコヤナギの花芽。
シルバーに輝く毛皮がすてき(*^_^*)

で、もう一つ、ややこしいのが






ドングリから根っこが生えているのが分かりますか?もう少しすると、殻が外れて、中身が緑色の子葉になります。つまり、「芽」が出ます。

そう、種から最初の葉っぱが出てくることも「芽」が出るっていうんですよね。

このときの「芽」と、朝紹介した「芽」では、ずいぶんと形態がちがいますが、これから育つ「新しい部分」という意味では同じです。



それにしても、今年は、根っこを伸ばしたドングリに、なかなか出会えません。みんな秋に落っこちたままごろごろ転がっています。

なんでだろう?


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膨らむ冬芽

2013-01-30 07:18:39 | 身近な自然情報


我が家の柏葉アジサイ。いつの間にか、茶色かった冬芽が、白く変わっていました。なんだかモコモコして暖かそうです。

この芽は葉っぱになる芽なので、葉芽(はめ・ようが)と言います。

冬の間、多くの木々は、寒さに耐えるために葉を落とし、小さな芽の中に葉っぱを隠しているわけです。



こちらはご近所のアオキ。常緑ですが、それでも、冬は成長がゆるやか。

こちらの冬芽は花芽(はなめ・かが)です。花芽が膨らんだ状態は蕾(つぼみ)とも呼ばれます。

このくらい膨らんでくると、花芽ってわかるんですが、まだ小さいうちは花芽だか葉芽だか、区別がつかないことが多いです。なかには一つの芽から花も葉っぱも出てくる混合芽なんてのもありますし…。

なので、「芽」というときは、花になもの、葉っぱになるもの、両方になるもの、全部を指しています。

「芽」っていうと、ついつい葉っぱが出てくるとばかり考えがちですが、ソメイヨシノなんかは、同じような形の冬芽が、花になったり、葉っぱになったりするからおもしろいです。

観察のプロになると、冬芽の状態でも、ちゃんと花と葉を見分けられるみたいですけどね。

ちなみに、冬芽というのは、冬にできる芽のこと。夏にできる芽は夏芽と言います。冬芽には、寒さから身を守るための様々な工夫があって、なかなかおもしろい観察対象です(*^_^*)

真冬の寒さの中で、少しずつ春への準備が始まっています。

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