YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

軽井沢の生き物~初秋~

2014-08-20 06:33:03 | お出かけ情報
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【お詫び】昨日の記事内で、ボタンヅル
の名前をセンニンソウと誤表記してしまいました。訂正させていただきます。

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さて、昨日は植物を紹介したので、今日はそれ以外の生き物を。つまり、動物ってことなんだけど、なんだか「動物」って書くと「哺乳類」ばかりを想像しちゃいませんか?

実際大人でも、子どもでも、「動物=哺乳類」って理解している傾向が強くて、子どもに「昆虫も動物だよ」って教えると、「うっそだー」の声が上がります(^^;;

いや、嘘じゃなくて、昆虫は無脊椎動物に分類されるんだからね。で、脊椎動物は哺乳類、鳥類、爬虫類、両棲類、魚類に分けられるわけで…。ちなみにペンギンは哺乳類じゃなくて鳥類で…、むにゃむにゃ…。

でもやっはり「動物」って響きは「哺乳類」をイメージしやすいなって自分でも思います。どうにかなりませんかね(^^;;

そんなわけで動物の痕跡。



この写真でピンときた人は凄すぎます。

幹の真ん中より上のあたり



これ、クマの木登り(木降り?)の後

ほら、これこれ↓



登るときより、ズルズルと降りるときに跡がつきやすいらしいです。ちなみにこれはウワミズザクラの木。夏になると、熟した実を食べるために、クマたちは木を登ります。

本州にいる熊はツキノワグマなので体長はせいぜい1mちょっと。体重だって重くても150kgほど。ヒグマなら500kgなんてのもいますけど…

クマの中では小さくても、そんな巨体で木登りもこなしちゃうなんてすごいです。走る速さだって、人間よりずっと速いんだそうです。
森でばったり、鉢合わせだけは勘弁してほしいです((((;゜Д゜)))))))

ムササビの食痕

↑ムササビの食事の特徴は葉っぱを二つ折りにして手に持って食べること。だから食べた跡が左右対象になります。
しかも普通、先っぽの方だけしか食べません。

なぜ先っぽだけ食べるかは諸説あってまだ解明されてないんだって。

例えば、葉を持ち帰るのが面倒だから、一口食べたら手を離すとか、葉の根元は硬いので柔らかい部分だけ食べるとか…。いろんな葉をすこしずつ食べることで、毒草などの危険植物の摂取を抑える効果があるとか…。

へえー。

ちなみに季節がら、葉っぱよりもこんなものがたくさんありました↓

ムササビの食痕2

青く柔らかいドングリはムササビにとってご馳走なのかな?
枝ごとスパッと切り落とし、それを手に持って食べているようです。



ブレブレな写真ですが、ナイフで切ったように斜めにスパッと切れてます。

ヤマアカガエル

池の中では、オタマジャクシがカエルに変身中。

さあ、ここからは虫系いきます。苦手な方は途中でお引き返しください。


イナゴの仲間?

カメムシの仲間

これはなんてチョウかな?

最後に今回のヒット画像。ド派手な毛虫を紹介します。



その毛虫はイラクサ科のコアカソという植物の葉を食べて育ちます。さあ、心の準備はいいですか?


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フクラスズメの幼虫

毛の1本1本まできれいに撮影できました。iPhoneすごい!

外敵が近づくと頭部をそらして下半身(?)を激しく前後に揺すって威嚇します。ちょうどコガネグモの威嚇行動と似た感じです。 さらに脅かすと、口から緑色の液を吐き出すんだとか…。ホラーですね((((;゜Д゜)))))))

これだけ派手で毒々しい色をしているので、てっきり毒があるのかと思ったのですが、こう見えて毒はないとのことでした。

名前こそ可愛いのですが、なかなか強烈な姿です。なお、鳥のスズメはもちろんスズメガとも関係がなくヤガの仲間のようです。


ご意見、ご感想、訂正(笑)など、コメントお待ちしております(*^_^*)


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