YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

季節を生活に~和菓子作り~

2016-02-22 07:52:13 | 日々のお話
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おはようございます(*^_^*)
沈丁花がずいぶん開いてきました。そろそろ五分咲き?



ほのかな香りも感じられるようになりこの花の真価が現れてきました。

さて、昨日はご近所の和菓子屋さんがやっている上生菓子教室に初参加してきました。その美しさに何度か買ったことはありますが、日頃は遠くから眺める程度の存在だった上生菓子。それを自分の手で作る体験ができると聞き、とりあえず申し込んだお教室。1回1時間半程度1500円。

出来上がったのはこちら



和菓子は季節を先取りして作るそうなのですが、今回は素人でも作りやすい型抜きのものということで、今が盛りの梅の花を作らせていただきました。

使うのは木製の型



作業中は撮影する余裕がなかったため、上の写真はヤフオク。この木型、どうやって使うのかなって思っていたので実際に体験できて感激。

それより何より、和菓子職人の色のこだわりに驚き。ピンク色の梅の花。実は白い餡とピンクの餡、2色の餡でできています。また、味を考え中心にはあんこも入っています。そんなわけで断面図↓



外側にた白の層を作ることによって、色合いがきつすぎず柔らかになるそうです。また、抜き型によっては白い部分が輪郭となって残せるので表現に広がりが出るようです。



一応白い輪郭が出てると思うのだけどわかりますか?

でもこれ、餡を包むテクニックが必要なんです。白い餡子でピンクを包み、さらにそこに小豆の餡子を入れて包むのですが各層の厚さが均一にならないと綺麗に模様が出なかったりするらしいのです。

または、こんな風に下の小豆餡が見えて色が悪くなるっていう…(^^;;↓



初回ということで、今回はこの「包餡(ほうあん)」の、テクニックを身につけるのが第一目標。和菓子屋のご主人はとても気さくな方で、和菓子に関するいろいろなエピソードを交えながら懇切丁寧に教えてくれました。

さすが、先生が作ったのはちゃんと餡子がど真ん中にきてますね。



普段食べるだけなら気にもしないだろうことが、やってみるととても難しいことなのです。また、同じ色に商品を仕上げるという難しさ。美しい色合いに仕上げる難しさ…。

10個も練習させていただいたのですが、なかなか思うようにはいきませんでした←当たり前か

後半は抜き型を使わず、自分で成形もチャレンジ。同じように色分けした餡を包んだものを、自分の指を使って形を作ります。押すことで形を整え、同時に白い餡の下のピンクが見えてくるという仕組み。



これ、2枚の桜の花びらを表現しているつもりなんですが、奥は潰れたクリオネみたいだし、手前は豚の脚みたいになっちゃいました。

でも、ちょっとした力加減で模様が作れる楽しさは格別。

出来上がった初めての上生菓子



これ、ぜーんぶ持って帰れるんですよ。
超お得です。食べきれない分は冷凍庫に入れておけばいいそうです。

毎月違う上生菓子を作れるということで、また近いうち挑戦したい気満々!!

それにしても季節を楽しむ日本の文化。それを感じる繊細な心。四季があるからこそ生まれたんですよね。

それぞれの風土に根ざしたをそれぞれの文化。どんどん国際化が進む中で、自国の文化を知り、それを受け継いでいくことも考えていかなくちゃダメですね。和菓子作りの真似事をしたにすぎない程度の体験でしたが、やってよかったなぁと思います。お教室を開いてくださった和菓子屋さんの心意気に感謝です。ありがとうございました!!

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