日曜日は初のアレンジメント本格体験ということで、普段はあまり関わらない、花屋さんの切り花にたっぷりと関わってきました。特に葉物系や実物系。意外なことに野山で見かけるものが使われていることも多いのですね。今日と明日はアレンジメントで使った切り花について調べてみようと思います。
【アオモジ】クスノキ科ハマビワ属
クスノキ科の植物は香りが強いものが多く、アオモジの木もレモンを思わせる良い匂いがします。野山を歩いていて見かけるとついつい香りを嗅ぎたくなります。
成熟して黒くなった果実はこの香りに加えて辛みもあり、香辛料として使われることもあるそうです。その辛みから「ショウガの木」「コショウの木」と呼ばれることも。また、果実を蒸留して精油したものは、アロマの世界で「メイチャン」という名で使われているようです。リフレッシュ効果や呼吸器系の不調を調和してくれるんだとか…
切り花として売っているなんて知りませんでした。もっとも自然で見るものは、こんなに綺麗な枝ぶりではないような…。きちんと管理、栽培されてるんだろうなぁ…。まさか、野山から適当には切ってきてないと思います(笑)
まだ果実をかじったことがないので、この機会に体験できないものでしょうか…。さすがにこの状態では成熟するのは難しいかなと思いますが、ちょっとだけ期待。
【ユーカリ シレネア】フトモモ科ユーカリ属
ユーカリは属名でオーストラリアを中心に500〜1000種あるそうです。成長が早く70mを超える高木もあれば、5mほどで枝分かれして横に広がるタイプもあります。オーストラリアにしかないと思っていたら、けっこう南半球には自生しているものなんですね。日本の公園にもたくさん植栽されていますが、もっと葉っぱが細いものが多いような…
今回使ったのはシレネアという品種。検索すると産地が長崎県となっているものが多いので、切り花業界では長崎の特産品というところなのでしょうか?
ユーカリは白みがかった葉色やアロマ効果から、切り花界でもアロマ界でも、ハーブ界でも非常に利用度の高い植物。アレンジメントをしながら、切り落とした枝や葉の香りにとても癒されました。油分が多いのか葉を手で揉むとベタベタとします。
【イタリアンルスカス】ユリ科ダナエ属
ルスカスについては以前書きましたが、葉のように見えるのは葉状茎と呼ばれる茎。不思議な植物です。
→葉と茎の違いって何?
切り花界でルスカスといえば、葉物のメジャー植物。基本的にはユリ科ルスカス属の植物を指しているのですが、どうやらイタリアンルスカスは属が違うようです。そのため、ダナエという属名で出回ることもあるようです。
ということで、今日はここまで。
調べてみると、いろいろ興味が湧いてきます。そもそも切り花(特に樹木系)はどのように栽培、流通しているのか???
今まで気にしたこともありませんでした。
草本系の花農家さんのイメージなら、ちょっとはあるのですが、樹木の場合って広大な土地が必要ですよね。
フラワーアレンジメントという体験を通して、新たな植物の魅力を感じ始めています!
やはり、やってみることは大切!!!
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