YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

続・花屋さんの植物観察

2016-12-21 06:50:32 | ガーデニング


花屋さんの植物観察、本日はランのお話。

【デンファレ】ラン科デンドロビウム属

デンドロビウム・ビギバムという原種をもとに交配してできてきたデンドロビウムの交配種群を日本ではデンファレと呼ぶそうです。ファレは胡蝶蘭のファレノプシスから。熱帯性の交配種のため栽培には温度管理が必要らしいですが、1株からたくさんの花茎がとれることや、花が長持ちすること、ほぼ通年花を咲かすことなどの利点があり、東南アジア諸国から大量に輸入されるため、他のラン類より安価かつ大量に市場に出回るそうです。たまに茎の末端に水入りの小さなキャップを付けたものを見かけますが、あれは空輸の際に水切れしないようにつけられているものだそうです。

【モカラ】ラン科モカラ属

モカラはカラフルな花色が人気のラン。黄、橙、ピンク、赤、紫などがあります。こちらも東南アジアから大量に輸入され、手頃な価格でで出回っています。

ランの品種は分類の仕方にもよりますが野生種だけで2万5千種にもなるそうです。花屋さんで手頃な価格で出回っている切り花は東南アジアからの輸入が多いのですね。



そういえばこの夏にミャンマーに行ったときにもたくさんのランの花が売られていたし、バンコク最大のの花市場は24時間フル稼働と言うし…

でも日本国内でも年間1790万本のランが栽培されているとのこと。都道府県別ベスト3は以下の通り(2016年調べ)

第1位 福岡 289万本
第2位 徳島 280万本
第3位 沖縄 150万本

こんなに出回っていたとは…。
そして、アレンジメントにおけるランの魅力は花のゴージャスさだけでなく、長持ちするということなんですね。

さて、本日は冬至。
皆様、柚子湯にでも入ってまったりしてください(*^_^*)




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