YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

連なって咲く

2012-03-23 18:10:41 | 身近な自然情報


トサミズキの花が満開を迎えていました。
下向きに咲くいくつもの淡い黄色い花。連なって仲良く咲いています。



おしべの朱色がアクセントのおしゃれな花です。

今週は花粉症の方にとってはつらい1週間だったようですね。
どうぞお大事にしてください。

そろそろ?

2012-03-23 06:38:13 | 身近な自然情報


ハクモクレンのつぼみが大きく膨らんでいます。
例年ならもう満開をすぎていてもおかしくない時期。
青空を見上げて、「そろそろいい?」と待ちわびているようすです。

空の色が春らしい淡い水色にかわってきました。
風のにおいも春を感じさせてくれます。

春は希望の季節
そろそろ重たいコートを脱いでも大丈夫かな(*^_^*)

カエルの卵

2012-03-22 17:58:17 | 三ッ池公園の自然情報


3/17、三ッ池公園でヒキガエルの卵塊(らんかい)を見つけました。冬眠していた生き物たちも起きだしてきたのですね。
といっても、ヒキガエルは産卵を終えるともう一眠りするそうです。二度寝って、なんであんなに気持ちいいんでしょう…。



ヒキガエルは、ゼリーのようなひも状のものの中にたくさんの卵を産み付けます。このゼリーは卵を乾燥から守ったり、外敵から守ったりする役目があります。

カエルというと水の中の生き物というイメージが強いですが、ヒキガエルは、林の中の湿った落ち葉の下を好んで生活するカエルです。産卵のときだけ池へとやってきます。もちろんオタマジャクシは水の中で育ちますが、手足が生えると上陸し林を目指します。ところが、近年では池と林の間に道路ができ、カエルたちの移動も困難を極めるようになりました。

この季節、道端でつぶれているカエルに出くわすことはないでしょうか?ひかれて、ひかれて、ぺっしゃんこ…。まさにヒキガエルです。彼ら(彼女ら?)にとっては、車道の存在など論外ですから、事故にあってしまうわけです。しかし、このぺしゃんこガエルを見る機会も最近減ってきたような気がしています。これって、ヒキガエルがかなり減少しているってことではないでしょうか…。

今年もヒキガエルが卵を産んでくれてよかったなあと、ほっとしました。

春が生まれる場所

2012-03-22 06:20:37 | 三ッ池公園の自然情報


三ッ池公園の「里の広場」では、今菜の花が準備中です。

♪どこかで春が 生まれてる
 どこかで水が 流れ出す
 どこかで雲雀(ひばり)が 鳴いている
 どこかで芽の出る 音がする
 山の三月 そよ風吹いて
 どこかで春が 生まれてる



童謡や唱歌に歌われる日本の風景。素敵だなってしみじみすることがあります。



今、あたり一面で春が生まれて、動き出しています♪

道端の雑草たち

2012-03-21 18:20:33 | 身近な自然情報


姫踊子草(ヒメオドリコソウ)
花の形を「傘をかぶった踊り子」の姿に見立ててこの名前がつきました。「姫」というのは「小さい」という意味。つまりもっと大きい「オドリコソウ」という植物も存在します。こちらは花が白で、花と花の間がもっとひろく空いています。

ちなみに、茎を触ると四角形をしています。茎って丸いイメージですが、四角いものや三角のものなんかもあるんです。草花を見つけたら、ぜひ茎を触ってみてください。四角いものはシソの仲間で、三角のものはカヤツリグサの仲間です。



こちらは、ナズナとホトケノザ。壁のすきまから根性で生えていました。雑草魂、すごいです。
写真のものは花はついていませんが、ホトケノザもヒメオドリコソウと同じようなピンク(薄紫)の花をしています。はじめのうちは、見分けるのに苦労する植物かもしれません。

だいたい雑草なんて、地味だし、見向きもされないことが多いですよね。でも、よく見てみるとけっこう面白い発見があるものです(*^_^*)

ガンバレ!道端の雑草たち!