
地元横浜にあるレトロな温泉施設。前々から気になる存在ではあったのですが、昨日ついに潜入してみました!

こちらの綱島温泉はラジウム温泉であります。ラジウム温泉ってのは「放射能泉」なんだそうです。ほ、放射能?
東日本大震災以来、放射能と聞くとどきっとしてしまう毎日ですが、実は放射能ってなんなのか、わかっているようで、わかっていない自分…。
今回も「放射能泉」て聞いて???ってなりました。
で、とりあえずネットで調べてみたところ、ラジウム温泉ってのは、ラドンとトロンを一定量含む温泉らしいです。
ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質で、そのラジウムが崩壊したものをラドンって言うんだって。
ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質。あらゆる物質の中でも特にイオン化作用(生体活性作用)が強く、しかも水に溶ける安定した気体。
高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となるそうです。
元素記号Rn、原子番号86の、無色、無臭の気体。井戸水や湖水など、自然界にも存在しています。
そんなラドンの効能ですが、ラドンの持つ強力なイオン化作用は、呼吸によって肺から直接血液中に、また皮膚を通して組織内に吸収され、血液や細胞に働いて新陳代謝を促進させてくれるんだそうです。
また血液の流れがよくなり、浄化される結果、血液をよごしたり、血管を早く老化させる中性脂肪、コレステロ-ル窒素化合物などをすみやかに体外へ排出してくれるとか。
さらに神経痛・リュウマチ・ノイロ-ゼ・夜尿症・高血圧・動脈硬化・糖尿病・皮膚病・公害喘息・高コレステロ-ル血症...といった病気に対する効果をはじめ、自律神経失調症にもよく効くだって。
なんだかいいことづくめ!!
ちなみに、体内へ入ったラドンの50%は30分で消え、約2時間もたてばほとんどのラドンが尿などから排出されるので、体内に蓄積される心配もありません。、

一方、トロンというのは、トリウム元素が放出するエネルギーのことです。「トロン」は地球上で最もイオン化作用の強いエネルギーの一つ。トロンの作用を受けた湯水は大量のミネラルを含み、特に人体の痛みに対して素晴らしい効果を発揮してくれるそうです。
また活性作用により細胞の隅々まで血液の循環が促進されて、体の芯から暖まることができます。そんなわけで、神経痛・肩こり・冷え性・痔・腰痛・うちみ・くしき・しもやけ・疲労回復などに効き目あり!!
………
調べてみたけど、やっぱり放射能ってよくわからない。もっとしっかり勉強しなきゃダメですね(^^;;
✳︎ちなみに現在の綱島温泉は、残念ながら、放射能泉の規定には達していないとの記事も見つけました

湯上りには中庭を眺めながらゆっくりするスペースもありますよ。
たくさん汗をかいた後は水分補給
\(^o^)/

飲み物、食べ物持ち込み自由。売店ではラーメンやカレーライス、焼き魚…いろんなものが安く売られています。
われわれはおつまみ持参↓

綱島温泉は1914年に発見され、東急東横線の開通とともに、発展をとげました。現在の「綱島駅」は当時は「綱島温泉駅」と呼ばれ、東京の奥座敷として、大変なにぎわいをみせていました。
なんてったって、宿泊施設が80軒以上(今はすべて廃業)。芸者さんが町をそぞろ歩く歓楽街。
その頃は桃の栽培なんかにも力を入れ、名産として売り出していたようです。

当時を偲ぶ地ビール「綱島桃エール」
この温泉施設、いわゆるスパとは違ってなんとも味のあるレトロな施設。


カラオケあり、囲碁あり…
座敷に寝転ぶおじいちゃん…。
横浜にいることを忘れるのどかで、ほのぼのして、はーとふるな異空間。

駅前にどーんと構える綱島温泉「東京園」
【入場料】
10:30~17:00 900円
17:00~21:00 700円
東京園は1945年に開園されたらしいけど、歌手の三橋美智也さんが下積み時代にボイラーマンをやっていたんだそうです。
そんなわけで、たまには、肌で感じる自然観察もよろしいかと…。自然の力、地球の力に癒されてください。ナトリウム - 炭酸水素塩泉、源泉温度18℃。黒湯と呼ばれる黒色をした源泉はほとんど透明度がありません。とにかく、一度お試しあれ!!

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