YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

地球の力:ラジウム温泉

2014-05-11 07:37:46 | 身近な自然情報


地元横浜にあるレトロな温泉施設。前々から気になる存在ではあったのですが、昨日ついに潜入してみました!



こちらの綱島温泉はラジウム温泉であります。ラジウム温泉ってのは「放射能泉」なんだそうです。ほ、放射能?

東日本大震災以来、放射能と聞くとどきっとしてしまう毎日ですが、実は放射能ってなんなのか、わかっているようで、わかっていない自分…。

今回も「放射能泉」て聞いて???ってなりました。

で、とりあえずネットで調べてみたところ、ラジウム温泉ってのは、ラドンとトロンを一定量含む温泉らしいです。


ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質で、そのラジウムが崩壊したものをラドンって言うんだって。

ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質。あらゆる物質の中でも特にイオン化作用(生体活性作用)が強く、しかも水に溶ける安定した気体。

高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となるそうです。

元素記号Rn、原子番号86の、無色、無臭の気体。井戸水や湖水など、自然界にも存在しています。

そんなラドンの効能ですが、ラドンの持つ強力なイオン化作用は、呼吸によって肺から直接血液中に、また皮膚を通して組織内に吸収され、血液や細胞に働いて新陳代謝を促進させてくれるんだそうです。

また血液の流れがよくなり、浄化される結果、血液をよごしたり、血管を早く老化させる中性脂肪、コレステロ-ル窒素化合物などをすみやかに体外へ排出してくれるとか。

さらに神経痛・リュウマチ・ノイロ-ゼ・夜尿症・高血圧・動脈硬化・糖尿病・皮膚病・公害喘息・高コレステロ-ル血症...といった病気に対する効果をはじめ、自律神経失調症にもよく効くだって。

なんだかいいことづくめ!!


ちなみに、体内へ入ったラドンの50%は30分で消え、約2時間もたてばほとんどのラドンが尿などから排出されるので、体内に蓄積される心配もありません。、





一方、トロンというのは、トリウム元素が放出するエネルギーのことです。「トロン」は地球上で最もイオン化作用の強いエネルギーの一つ。トロンの作用を受けた湯水は大量のミネラルを含み、特に人体の痛みに対して素晴らしい効果を発揮してくれるそうです。

また活性作用により細胞の隅々まで血液の循環が促進されて、体の芯から暖まることができます。そんなわけで、神経痛・肩こり・冷え性・痔・腰痛・うちみ・くしき・しもやけ・疲労回復などに効き目あり!!

………


調べてみたけど、やっぱり放射能ってよくわからない。もっとしっかり勉強しなきゃダメですね(^^;;

✳︎ちなみに現在の綱島温泉は、残念ながら、放射能泉の規定には達していないとの記事も見つけました




湯上りには中庭を眺めながらゆっくりするスペースもありますよ。

たくさん汗をかいた後は水分補給
\(^o^)/



飲み物、食べ物持ち込み自由。売店ではラーメンやカレーライス、焼き魚…いろんなものが安く売られています。

われわれはおつまみ持参↓



綱島温泉は1914年に発見され、東急東横線の開通とともに、発展をとげました。現在の「綱島駅」は当時は「綱島温泉駅」と呼ばれ、東京の奥座敷として、大変なにぎわいをみせていました。

なんてったって、宿泊施設が80軒以上(今はすべて廃業)。芸者さんが町をそぞろ歩く歓楽街。
その頃は桃の栽培なんかにも力を入れ、名産として売り出していたようです。



当時を偲ぶ地ビール「綱島桃エール」

この温泉施設、いわゆるスパとは違ってなんとも味のあるレトロな施設。





カラオケあり、囲碁あり…

座敷に寝転ぶおじいちゃん…。

横浜にいることを忘れるのどかで、ほのぼのして、はーとふるな異空間。



駅前にどーんと構える綱島温泉「東京園」
【入場料】
10:30~17:00 900円
17:00~21:00 700円


東京園は1945年に開園されたらしいけど、歌手の三橋美智也さんが下積み時代にボイラーマンをやっていたんだそうです。

そんなわけで、たまには、肌で感じる自然観察もよろしいかと…。自然の力、地球の力に癒されてください。ナトリウム - 炭酸水素塩泉、源泉温度18℃。黒湯と呼ばれる黒色をした源泉はほとんど透明度がありません。とにかく、一度お試しあれ!!





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その花の名はしらん!

2014-05-10 10:45:57 | 身近な自然情報
紫蘭(しらん)

その花の名は紫蘭(笑)

ランの仲間としては珍しく、日向の畑土でも育てられます。しかも日陰もOK。丈夫で育てやすいことから、観賞用として庭に植えられることが多いようです。

そのため野生化しているものも多いのですが、実は原種のものについては準絶滅危惧種に指定されるほど数か減っているとか…。

下向きの花なので、花の中まで覗き見ることは少ないのですが、よく観察してみると、花のつくりがとても面白いです。

ラン科のはなは唇弁花と呼ばれますが、紫蘭の花弁の下部は白いひだひだになっていて「舌」みたいです。

ハチはこのヒダヒダの上を歩いて花の奥の蜜を求め(実際に蜜は出ない仕組み)、入る時にめしべの柱頭にふれ、退くときに花粉を体に付着させられます。

ハチにしてみれば、苦労して出たり入ったりしても、蜜にはありつけず…。気の毒なお話。

一方戦略家のシランですが、この花は勝負師の性格を持っているようで、ハチが後退する際、花粉というか、雄しべの葯すべてをベトベトの液とともにハチにくっつけてしまいます。「一点買い」です。

花粉を託したハチが、見事シランの花を訪れてくれれば、高確率で受粉成功。シランではなく、他の花に行って花粉を落としてしまえば、一度きりの受粉のチャンスは露と消えます。

人にもいろいろと性格があるように、植物の知恵にもいろんなタイプがあるものです。


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ハロー、ハロ!!

2014-05-09 06:43:54 | 日々のお話
ここ数日、全国各地から虹色現象の報告が相次いでいて、うらやましく思っていたのですが、昨日、ついにわたしも遭遇(((o(*゜▽゜*)o)))

ま、けっこう不鮮明なんですけどね(^^;;

太陽の周りを覆うようにできる虹、「ハロ(内暈)」です↓↓↓




実は、このハロ、そんなに珍しい現象ではなく、太陽に薄雲がかかると現れたりします。わりと頻繁に出ています。そして、お天気下り坂のサインとも言われます。

普段頭の上を見上げることが少なくて見逃しているんですね。

こちらは友達が日曜日に法隆寺で見たという「環水平アーク」↓

@よね

平らな虹です

さらに、別の友達が月曜日に道東で見たという「幻日」↓

@AYA

虹色に輝く光です。

で、こちらは、3年前に自分でみた「環天頂アーク」↓



逆さ虹です。

これはビクトリアフォールズの散策道で見た立派な虹。巨大な滝の水飛沫があたり一面に立ち込めています↓



こんな風には虹色現象にはいろいろな形のものがあります。これらの現象は氷粒や水粒に光が当たり、屈折することで起こります。だから、雲や雨とのかかわりが深いのです。

もっと詳しく知りたい方は、「虹色現象」とか、上に書いた現象の名前で検索すると詳しい原理を説明してくれているページがたくさんあります。

案外身近な現象なんですが、空を見上げない毎日を送っていると、見逃してしまうこと多数です。

現象によっては、出現が朝夕に限られているものもあるので、特にその時間は意識的に空を見上げてみるのもいいのかもしれません。

さ、金曜日です。今日も一日がんばろう
(*^_^*)

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字かき虫

2014-05-08 05:43:07 | 身近な自然情報


この季節、葉っぱに描かれた不思議な線を見かけることはありませんか?

この線は、「字かき虫」とか、「絵描き虫」とか呼ばれる、ハエやガの幼虫が葉肉を食べた跡なんです。

wikiからハモグリバエの成虫の画像をお借りしました↓



普通にハエですが、大きさは最大のものでも、せいぜい5mmほど。

日本には200種近い仲間がいるそうです。その他ハモグリガの仲間が20種くらい。だいたい食草となる植物の名前がついています。

写真のものはナスタチウムについていました。だからナスタチウムハモグリバエと言うそうです。


ナスタチウム

農作物を荒らす害虫として、農業界、園芸界では鼻つまみ者です。ヨーロッパなんかでは天敵の寄生バチが商品として売られているみたいですが、日本でもそういう商売はあるんですかね?商品としてハチの品種改良なんかもされているみたいです。

品種改良っていうのは、人間の生活のために、生き物を勝手に作り変えちゃうわけですよね。最近では、遺伝子組み替えとかも…。

日頃からいろいろお世話になっているし、単純な善悪ではかれるものではないけれど、なんだか考え出すと頭が混乱してきます。

ネットを検索していたらこんな絵本を発見しました。



どんなお話なんですかね。すごく気になって早朝からAmazonでお買い物しちゃいました(笑)

届くのが楽しみです(*^_^*)


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アートな植物たち

2014-05-07 06:17:03 | お出かけ情報




彫りの深い葉脈が描く線。リボンをかけたみたいな花の蕾。なんだか、とっても素敵だったので写真に収めてきたんです。

えーっと…、これってなんのの葉っぱと何の蕾でなんでしょうか???

ひたち海浜公園で見つけてから、けっこう調べたんですが、未だによくわかりません。ギボウシとか、薔薇とかっぽいですかね?

ま、謎はいつか解けます…。

本当ですよ。以前謎だった植物が、10年のときを経てようやく何かわかったことがありました。

知りたいと気にかけること、それが謎を解決するのです。

………。

あ、本当は単なる言い訳です(笑)

今朝は、ものすごぉ~くブルーなんです。GWが明けちゃいましたからね。すっかりだらけて、やろうと思っていたことがちっとも進められてないんですよ(¬_¬)

やっぱりだらけちゃダメですね。
こんな日は、とりあえず一歩を踏み出してみることから始めますか…。

さ、がーんばろっ!!



↑後ろ姿が綺麗だったハルジオン

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