Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

本殿は神主さんの案内で

2006-06-14 23:08:11 | 旅行(国内)

ここは本殿への門である。朱塗りの門の中は昔ながらの無垢の
木造建築。本殿内は写真撮影禁止なのだ。

この門を入る手前に片山社という開運・家庭円満・良縁・子宝の
神様の社があり、私が本殿へ入る前に「ここでお参りして行きなさい!」
と呼びとめているではないか・・・「でも、お賽銭は本殿に入れたい
ので、また後で・・・」と進んでしまった私・・・後で分かった事だが、

ここでは本殿にお参りする前に片山社でお参りするのが、慣わし
らしい。きっとそれを教えてくれたのね。一礼だけして通り過ぎた
私。呼ばれている事にあんなに気づいていた私にもびっくり

本殿に入ると、他の神社と違い、要である本殿が見えないのだ。
見えない所でお賽銭を入れて、ご挨拶をするが、何だか・・・
ちょっと不満。その横に特別拝観500円と書いてある。

近くに居たお守り等販売している宮司さんに(実は神主さんだ)
拝観の件を尋ねると・・・どうぞと笑顔で随時案内して
くれるという。宮司さんだと思っていた私は、御手洗いの場所
を尋ねたり、荷物(傘と大きなバスケット)を預けられないか?
聞いたところ、心よく荷物を2つも預かってくださった。
→ちょっと異例かも

お守り販売の笑顔が素敵なおじ様はお話好きで、いい感じ
だな~、親切で来てよかった。と思っていたら・・・あれれ?
神官(神職)だそうな・・・荷物まで預かってくれて、感謝

500円を払って、靴を脱いで、本殿脇から入ると、氏名・住所を
紙に書いた。家族の名前も書いて、箱の中に入れておくように
言われた。後で神様に厄払というかお焚き上げをしてくれるようだ。
「わ~、親切ですね。」と喜ぶ私。

昔ながらの神主さんの正装をした神職の人が現れて、
中に入って、展示物などをご覧になってお待ちくださいと言われる。
中に入ると、雷神様だろうか?天に輝く光の日本画が目に入る。
ここの祖となる賀茂一族の物語を日本画で表わして飾られている。

他に2名の女性も現れて、3人で神主さんのお話を聞く。
その後に本殿内に入るために、お祓いをしてくれた。
これは本殿内に邪気を持ち込まないため、神聖な場所を
保持するための事だと思われる。お得なサービスだと思い、
またまた喜ぶ私。


ここ一帯を支配していた賀茂一族のお嬢様がある日、川で
赤い矢を拾ったそうな。その矢を枕元に飾って寝ると、
子を身ごもってしまった。その子が生まれて、ある日、お前の父は
誰か?と祖父達が尋ねると、天の神であられます、と子供は天に
昇って行ってしまったそうだ。という一族のお話。
その子供に会うためには、葵祭りという馬を引いた行列をした祭り
の時にだけに、その子供が天から降りてくるそうだ。。。
へえ~。マリア様みたいだ。

というか、自然に妊娠しちゃうなんて・・・困るな・・・とか自分に
置き換えて考えてしまう私。

神主さんの案内で本殿にお参りする。私はここでも500円を
お賽銭として入れた。お願いをうるというより、ここに来られた事
を感謝してご挨拶するに留まった。

それから上賀茂神社の建物の説明・歴史の説明をわかりやすく
ざっとされた。ここの屋根はすべてヒノキの皮なんだそうだ。
それで、ヒノキの皮を21年に一度屋根の葺き替えで、大量に
要すること、その費用も莫大な事がわかった。その葺き替え前の
ヒノキの屋根は土に返すので、先人の知恵は素晴らしい
いつから?人間は自然の摂理に反した生活を始めたのだろう。
ここの上賀茂神社の雰囲気・気は自然のパワーを沢山感じた。
いい感じ。この一帯もいい感じなのだ。

すると・・・神主さんが、上賀茂神社の神様は自然なのです。
自然を大切にしていきたいと思いますね。とお話してくれた。
あ~私は導かれて一人でココに来たんだな・・・と思った。

荷物を預かってくれた神主さんに神戸に出張で来たので、
わざわざ来てよかったです。と言ったら、本当にココまで来て
くれるのは、わざわざになっちゃうんですよ。わざわざお越し
くださり、ありがとうと言われてしまった。

私が昔、葵祭りの扇子を会社でもらった事があるので、前から
興味がありました、とお話すると・・・あれっつ?○さんですか?
いつもお世話になっております~。って神主さん。50代だから
偉い人だと思うけど、このフレンドリーさ。

この本殿案内のサービスとか、このフレンドリーさはすごい
いいですね。とお話すると、上賀茂神社は全国で8万?8千?
かの神社の頂点の神社だそうだが、そんなお高く留まって
いるのは、良くないってことになりましてね~。フレンドリーさ
を心がけることにしたんですよって。

また、会社の方やご家族とお越しくださいね。会社の方に
よろしくお伝えください。と、とっても普通の神主さん。
わざわざ来てくださって、ありがとうございます!って、
ちょっと京都人的なウィットある会話もあって、面白い。
こんなにフレンドリーだと寄付も弾みたくなっちゃうな・・・。

近くに神官達が住んでいた、社家町という街並みがあって、
それは趣があるそうだ。ただ、神主さんにそこに住んで
いるのですか?と聞くと、皆さん今は洛中とか市内に
バラバラに住んでますよ。って・・・ちょっと俗っぽいけど。

日本の頂点にある神社が自らフレンドリーさを心がけて
世界遺産であるこの神社を維持していくのに、大変努力
している様子がひしひしと伝わってきた。また伺って、
屋根のヒノキの皮の寄付をしてこようと思います。
ありがとう、神主さん。



境内にも小川のせせらぎ

2006-06-14 22:58:34 | 旅行(国内)


小川が境内に複数流れている事に気づいた。
小川のせせらぎが聞こえてくるのだ。
橋もあるし、とても綺麗な小川が流れている。

近くに寄ってみると、あ~気持ちいいぞ
その先は森になっている。ちょっとうっそうとした
感じ。自然が一杯だ。避暑地に来たようだ。

歩いていると、縄の張ってある岩地があった。
そこは神様と神官さんが交信するというか、
ご神託を受ける岩らしい。
その岩を眺めていたら、黄色の蝶が私の視界に
飛び込んできた。

「あっつ、蝶。黄色だ・・・」と思った。
この岩の周辺で黄色の蝶に出会った意味を考え
てみる。


上賀茂神社(鳥居をくぐると)

2006-06-14 22:36:37 | 旅行(国内)

今日はいまだに行った事のない、上賀茂神社に行く事にした。
何度も京都に足を運んでいるのに、北のはずれにあるという感じ
になってしまう上賀茂神社には初めて行った。

沖縄・九州に大雨の梅雨前線がやってきているというのだが、
今回の旅行も晴れ京都は30度を越えていた。
お昼に行ったので、光が強いためか?建物が黒くなっている
この写真。逆光?この2つの砂山は意味があるのであろう。

市バスで行ったが、鴨川の上流なのか?やはりここも普通に
流れている川の水が綺麗。素晴らしい事だと思う。
この地帯は何だか、自然が一杯なのだ。山もより迫っている。





上賀茂神社に来ました

2006-06-14 22:32:37 | 旅行(国内)

初めて上賀茂神社に来た。この鳥居は最初の鳥居。
バスのロータリーからここを通って本殿へと続く。
この鳥居から次の鳥居まで歩くと、とてもすがすがしい、
とても自然の雄大さというか、優しさを感じながら
歩ける。
そう、ここは京都市内と違った、風情というかエネルギー
を感じる。そばに山が迫っているせいもあるが、
あ~ど~して今まで、ココに来なかったのだろう?と
ちょっと反省した。

ここは流鏑馬や競馬(くらべうま)で馬を走らせる所で、
実際に次の鳥居の傍にご神馬と呼ばれる白馬が
居る馬房もある。ただ、今日は居なかった。
どこかの厩舎に居るのだろう。

鳥居をくぐる時に一礼して、くぐった。手付かずのような
芝生の青さと匂いに、「あ~何だか癒される~」と
思いながら、次の鳥居へとゆっくり歩いた。
来て正解だったと感謝しながら、次の鳥居へと向かった。



今日も京都ブライトンで

2006-06-14 11:12:22 | 旅行(国内)

2週続けて、京都ブライトンホテルに泊まった。
先週から神戸・淡路と旅行して京都へ。

今回はチェックイン時に、先週お会いした、フロントの女性と
ベルの女性が覚えていてくれて、ちょっとご満悦な感じ。
ホテルオークラ神戸はすっかりお馴染みさんになったので、
ベルとコンセルジュの女性に沢山お世話になったが、
ここも常宿にしたいマイセレクトホテル

今回は457だった。先週より1階上だが、前のお部屋より
所々薄汚れた感じが否めないカーペットと壁。
つまり禁煙ルームではなかった経緯があるのだと思う。
日本はまだ喫煙者多いんだな~。一応、現在は禁煙ルーム。

フロントの女性が禁煙シングルユースの15,000円なのに、
空いているからどんなタイプがよろしいか?聞いてくれた。
スイートタイプがいいです~。とお願いしたので、2部屋ある
タイプの部屋で寛げる~。次回は是非、ご連泊なさってください
と促されて、是非連泊するぞと心に留めた。

ここの朝粥はとても上質の素材尽くしで、派手さはないけど、
静寂の中で落ち着いたベーシックのしっかりとした朝食を
満喫できる。海苔も梅干、出汁巻き卵も上質。美味しい。

内庭をながめながら、のんびり食べる朝食を満喫した。
今日は、また晴明神社に寄ってから、上賀茂神社へ行こう。