Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

春分の日に

2009-03-23 22:18:26 | インポート
3月20日(金・祝)春分の日
 
伊勢は昨夜から雨模様。日の出はもちろん見られないので、私は7時過ぎまで寝ることにした。友達は6時~早朝参拝に車で伊勢神宮に出掛けていた。これが、私は後で大正解だということに気付かされる。次回は早朝参拝は欠かせないでしょうって。

旅館を9時半にチェックアウトして、まず二見ヶ浦にある御塩殿神社へ。日本の名所旧跡、神社の読み方は思ったとおりではないと思う事がしばしばだ。「みしおでん」と読む。海沿いにあって、潮風に吹かれ、ほとんど人に会わないというひっそりとして、湿気はあったが、浄化されるという感覚の気持ちよさが境内に満ちていた。ここでは、伊勢神宮の塩をここの海水から作っている場所でもあります。海水を焼いて、塩を作るという昔ながらの手法を今でもしきたりにのっとってやっているようです。気持ちのいい風が吹いていて、ゆっくり出来るのなら、浄化されそうな神社です。
                              御塩殿神社

伊勢神宮前に、道案内、導きの神様と云われる「猿田彦神社」へ。開運の神様でもあるそうだ。私の場合、あまり人が居ると何も感じられない傾向があって、ここはまったく混んではいなかったけど感想は「?」だった。猿田彦様とあまのうずめの命様はやはり同じ境内に祭られているのだな~と、夫婦仲良く祭られているのは、高千穂の「荒立神宮」を思い出した。本当に高千穂と伊勢はダブルものが多い。おみくじを引いてみたら、間違って2本重ねて取ってしまった。一つは吉、もう一つは小吉。内容はいま一つ。小吉には旅行は確か、しないように書かれていたので、すぐにおみくじは境内の木に結んだ。おみくじでネガティブな内容を引いたことがあまりない私は、ちょっと気分はダウン

裏手に水田があって、ここにも自給自足の昔ながらのしきたりと精神が生きているのです。

猿田彦神社から伊勢神宮外宮(げぐう)へ
外宮は後に記す事にして、外宮の後に歩いて「月夜見宮」へ行った。同じ伊勢に「月読宮」があるが、漢字が違う。いずれも天照大御神の弟ということだ。ここの境内はこれまた人の気が少なくて、とっても気持ちいい。後で知ったことだが、ここは三方が川だったそうで、この辺りを「高天原」と呼ばれていたそうです。静寂のある境内は外宮の人の多さに驚いた私としては、オアシスのような気持ち良さ

月夜見宮の境内に何も記されてないけど、すごい大きな樹がありましたので、パチリ精霊がいそうでしょうここでわかったのは、神社はやはり人の多くない時や所へ行くのがベストです。そう、だから、人気の伊勢神宮外宮・内宮は早朝参拝に5時~6時頃に行かないと・・・って思います。

周囲の人々のエネルギー等を感じないでいいから、人気のない時間帯がベストに決まってます。





禊ぎの二見ケ浦

2009-03-23 20:54:51 | インポート




志摩市から宿泊先の伊勢市の二見ケ浦へ

ここが有名な夫婦岩なのか~と訪れた旅館のすぐそばの二見興玉神社から臨めます。神社のすぐそばに、陸のすぐそばにある岩だったとは行くまで知りませんでした「めおと岩」と読むそうですし。日の大神(太陽)と海中に鎮まる「興玉神石おきたましんせき」を遥拝する場所です。季節によっては、この夫婦岩ごしに日の出が見られるそうです。日の神を拝むところにしては最適でしょう。人気があるようです。ここは「猿田彦」様がご祭神で、善い導きを与えてくれるそうです。

夫婦守りという対になっているお守りが売っているそうですが、今回、夕方だったので、社務所はクローズしていました。夫というお守りと婦というお守りが対なんて、珍しいですね夜はライトアップされていて、気軽に境内に入れます。

私の感想は「これがあの有名な夫婦岩か・・・意外と小さい・・・」。海の水は澄んで綺麗でした。夏なら泳ぎたいくらいですが、この夫婦岩の周囲は立ち入り禁止の模様。もう少し先のビーチまで歩くと、その途中に八大龍神社がありました。たぶんガイドブックにも載ってない神社ですが、朱塗りされていて、この周辺では珍しく華麗な装いの新しく見える社殿でした。龍に縁の深い友達はきっとここに来る意味があったのだと思います。私はご挨拶をしたら、すぐにビーチに降りてみました。海水を自分にパラパラってかけてみました。本当はここの海水に自分を浸して「禊ぎ」をしてから、伊勢神宮に御参りに行くのが、お伊勢さん参りの王道であり正式だそうです。または、二見興玉神社で塩のお祓いを受けるといいそうです。

昔の人々は自分を清めてから神様にご挨拶に行ったのだろう、と思われます。海水、塩は浄化に最適ですもの。私達は、二見浦に泊まることが、禊ぎ・浄化という捉え方で宿を選びました。この神社のすぐそばの旅館「大石屋」さんに泊まることにしました。海岸沿いにあって、私達の部屋は海を見渡せるお部屋でした。目の前に大きな松もあって、これがすごいお天気に恵まれたなら、最高だったかも・・・といっても、浄化の雨が降り出しました。う~ん、その方が最高かも。

本当の温泉のお風呂にも入れて、お食事はすべて「肉抜き」でお願いしました。慣れてないリクエストだったようですが、魚介類満載で応えていただきました。野菜中心でお願いすればよかったかな・・・という位、魚と貝で頑張ってくださいました。人の温かみのある宿だと思います。大浴場も綺麗でしたし、朝・夜と2回入って、満足しました夜に神社に出掛けた時に、雨が降り出してきたら、旅館の人が傘を持って来てくれました。温かい




伊勢参りの前に

2009-03-23 17:38:07 | インポート
3月19日(木)


11時に新横浜を出て、2時に「伊勢市」駅着。駅前からレンタカーを借りて、お伊勢さん参りの前に禊ぎするという二見浦に泊まる事になっているので、まだ日のあるうちに友達の予定していた所へ。2日間通して、感じたのは「車」は必要ってこと。タクシーやバスで動いていると、かなり時間のロスになるので、自発的に色々と御参りしたい方はレンタカーがお薦めです。といっても、私はペーパードライバー

まず、最初に訪れたのは、「おうむ岩」 ここは伊勢市から志摩市に入ります。伊雑ノ浦や磯部の町を見下ろす高台にあって、あまり目立たない場所です。最初は案内版に従って、おうむ岩展望台というところに登りました。どれが岩???まさか、この高台自体が岩なの?と。その展望台を降りると、下はこんな風になっています。そう、この岩は岩というより岩山なんじゃないの?とも思えます。語り場と呼ばれる場所で声を発すると、声が跳ね返り50m先の聞き場というところに聞えるという不思議があるそうです。ただ、私達は木々の匂いなのか?新芽の匂いなのか?「臭い・・・」と思う場所場所があって、そんなことを忘れてしまって、語り場・聞き場の確認も忘れてしまいましたあの匂い・・・翌日、友達が木の匂いだと・・・。臭いんだけど、今までかいだことのない匂いでした。
次は天の岩戸という場所へ。高千穂と同じ地名の名所旧跡が多くあります。高千穂の天の岩戸が天照様がお隠れになったとされている有名な所ですが、ここにもありました。

ただ、ここもぼ~っとしていた私は、天照様がどこにお隠れになったとされているのか?特に記載もないので、よくわかりませんでした。ここ志摩では、特に天照がお隠れになったという伝説はないのかもしれません。高千穂と共通する名前の名所旧跡が多いのに。

その山は木々も間引きされている様子もなく、自然が残されています。綺麗な小川が流れていて、人影もまばらです。湧き水が出ているので、ペットボトルに水を汲んでいる男性もいました。ガイドブックによると、名水百選と書いてありますが、湧き水のそばの立て看板には、飲み水にしないように注意書きがありました。私は味を見てみたところ、硬い水でしたので、美味しいとは・・・思いません。熊本の幣立神宮の下にある湧き水が今までの中で一番だと、比べてしまうのでした。

今回、初めて訪れた神社は「伊雑宮」いざわのみやです。伊勢神宮の内宮の別宮で「磯部の大神宮さん」と呼ばれているそうです。祭神は天照大御神。ここで伊勢の神社の華美さのまったくない素朴なというか無垢の木のみの外見を知ります。あ~やっぱりこの木の無垢さ加減がいいんだわ。っと思いました。人間も同様に、本物は素で勝負というところ。高千穂の神社もどこも木の無垢さを感じましたが、こちらはまた違った造りです。どの神社も同じです。ただ、違うのは扉の模様。どの社殿も同じような造りなのに、正面の扉の模様がそれぞれ違うのです。

20年に一度建替えるというのも、すごい長い歴史があるそうです。20年に一度、隣の敷地に新たな社殿が建てられるというのは、すごいアイディアだと思います。ですから、同じような石が綺麗に敷き詰められたちょっと盛り上がった土地が社殿の隣に必ずどこもあり、小さな模型のような社殿があります。

どこも行って見ないと、わからないって本当に感じています。実際に行ってみないと、同じ日本でも知らない事だらけですから。日本人として、今回、伊勢に行けたことは良かったのだとつくづく感じています。