「ロビンソン・クルーソー」(3)
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my father being a foreigner of Bremen,
私の父はブレーメン出身の外国人だったが
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本日の授業は以上です.ほなさいなら.
---待て、まだ終わるな! being て何や? was とちゃうんかい!
---お、おぬしできるな。でもこれはな、前回からの親玉文章にお供する
子分のフレーズなのだ。分詞構文という技ありテクニックじゃ。
---われ、何ゆうとんねん。そんなむつかしい言葉で煙に巻くな!
---よしでは、前回からの親玉文に来てもらおうかいの。
I was born in the year 1632, in the city of York, of a good family, tho' not
of that country,
私は1632年にヨーク市で生まれた.良家の血筋だが、このヨーク州
の出ではなかった.
この文に、きょうのフレーズを足してやるのです。
I was born in the year 1632, in the city of York, of a good family, tho' not
of that country, my father being a foreigner of Bremen,
私は1632年ヨーク市で生まれた.良家に血筋だが、父はブレーメンの
出身の外国人だったので、私もこのヨーク州の出身とはいえないのです.
キンコンカンコン 授業終了です。さいなら。
———待て~、まだ終わるな!
———何だっか?
———「父はブレーメンの出身の外国人だったので」と
「私の父はブレーメン出身の外国人だったが」は
違わないか?
———違わないだろ?きみ、日本語、大丈夫?
同じ意味だからね.
———そうなの?
———きみ、朝三暮四に騙されるお猿さんにならないでよ.
———うーん、煙に巻かれたか?
———そんなことないってば.授業終わるよ、バイバイ!
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