午後3時半頃、出かけたが、生暖かい空気の中を動いた。
暑い。クソ暑い。
気象庁の発表では、今日の大阪の最高気温は、38度。
実際の気温は、もっとあったと思う。
まあ、一度高温を経験すると、35度ぐらいでも涼しく感じるので、今日の暑さは良しとする。
本当に、残暑厳しい時期である。
熱中症だけは、気をつけよう。
休題:
今は、「熱中症」と呼んでいるが、昔は、「日射病」と言っていた。
範囲から言うと、
熱中症 > 熱射病 > 日射病
が正しいらしい。
熱中症は、高温の環境下での全身の障害の総称。4つの症状がある。
- 熱失神(heat syncope)
- 熱痙攣(heat cramps)
- 熱疲労(heat exhaustion)
- 熱射病(heat stroke)
熱射病: 高温多湿の下で長時間歩いたり作業をした時に、大量の汗をかき、体内の塩分や水分が著しく不足して起こる。つまり、体温の調節が効かなくなって起こる。顔は青白く大量の汗がでて、皮膚は冷たくじっとりとした感じになります。 体温は普通かやや低めで脈は弱くて早い。虚脱感とともに、目まい、吐き気が伴います。
日射病:日射病は、この熱射病の中の「太陽光が熱源となっている」もの。夏の暑い日差しを浴びて歩き回ったときに体がオーバーヒートして起こる。顔が赤くなって息遣いが荒く、皮膚は暑くてさらさらと乾いた状態で汗がでません。そして、目まいや頭痛、吐き気などの症状がでます。症状がひどいときは意識不明になり死亡することもあります。
太陽の下にいる時が、日射病。
家の中は、高温多湿なので、熱射病となる。
一方、日射病と熱射病の発症メカニズムは全く同じものであり、最近では熱射病の用語に統一されつつある。
従って、正しくは、熱中症 > 熱射病 で、日射病とは言わないようだ。
メディアでは、広い範囲を示す熱中症を使っている。