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ビジネスホテルで、新しいビジネスモデル

2013-12-12 | ビジネス

ビジネスホテルで、新しいビジネスモデル。

ややっこしいタイトルであるが、ビジネスホテル業界に、新しいビジネスモデルがあった話。

先週から利用していたホテルがある。

そのホテルに宿泊したら分かった事実。

ホテル会員になると、宿泊客に、キャッシュバックのあるホテル。

金額は、現金500円。

あるいは、XXカード1000円分、XXカード2000円分が付く。

つまり、会社には、宿泊費として請求され、宿泊客には現金やXXカードが還元され、ホテル側は、宿泊客の固定客化ができる。

このビジネスモデルには、三者係るがが、得するのは、宿泊客とホテル側の二者。

馬鹿を見るのは、会社で、ホテル代の経費が増える。

500円のキャッシュバックは、ホテル側から見れば、安いプロモーションコスト。

現金500円は、個人会員様宛のサービスで、ホテル代にその分が上乗せされている訳でもなさそう。

しかし、1000円分、2000円分のXXカードが付く宿泊費は、普通の料金に比べ、その金額分が上乗せされている。

会社の経費が、かかっていることになる。

 

私は、このホテルを、直接予約した訳でもないので、現金還元の対象外で、恩恵はなかった。

この個人への還元は、飛行機を利用した時の、マイレージのポイントが貯まるのと似たところがある。

個人が受け取るべきか、会社が受け取るべきか、グレーな領域である。

 

会社の経理担当者は、この手のホテルがあることを知って必要がある。

ホテルの領収書には、当然、キャッシュバックやXXカードのことは書かれていないと考える。

いづれ、この手のサービス(?)は淘汰されると考えるが、こんなビジネスモデルを考えているのが、凄い。

今までは、利用回数がXX回貯まると、1回の宿泊が只になる等の制度があった。

しかし、出張で来ている限り、それを利用することはない。

宿泊したらホテルの領収書が必要である。

 

したがって、会員登録する人も少ない。

ポイントが貯まるほど、利用しないかもしれない。

このホテルでは、500円であるが、一回の宿泊でも頂ける。

缶ビール1本と乾きもののおつまみぐらい代にはなる。

会員登録させて、次回も宿泊させる固定客づくりには、良く考えられたビジネスモデル。

今までにない、サービスで、新しいビジネスモデルと考える。

 

休題:

XXカード1000円、2000円は、やり過ぎな気がする。

500円は、宿泊の7%の還元率。

ホテル側からすれば、他のプロモーション費用(旅行サイトと連携し、宿泊による手数料支払する)と比較すれば、許容範囲と考える。

ホテル料金も上乗せはされていない。

このホテルは、500円のキャッシュバックに留めておくことをお勧めする。

いづれ、社会問題化しそうな気がする。