朝鮮日報の新聞記事
新聞のタイトル:ソウル大が招いたノーベル賞受賞者、任期途中で帰国
年俸約1億5000万円で招聘するも、1年で帰国
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/23/2013122302188.html
ソウル大学が昨年9月に招聘したノーベル賞受賞者のトーマス・サージェント教授(70)が、当初の任用期間(2年間)を満たさず米国に帰国した。同大は22日、サージェント教授が今年8月に帰国した際「契約を延長しない」との意思を伝えてきた、と発表した。
ソウル大は昨年から「ノーベル賞受賞者クラスの碩学(せきがく)誘致事業」を進め、年俸や研究費として6億-15億ウォン(約5900万-1億4700万円)を支給するという破格の条件で、世界のノーベル賞受賞者クラスの学者たちを招聘してきた。ノーベル経済学賞受賞者のサージェント教授がその第1号となり、また最近、ノーベル化学賞を受賞したイスラエル工科大学のアーロン・チカノーバー教授(66)、アブラム・ハーシュコ教授(76)、ダニエル・シェヒトマン教授(72)を来年から碩座(せきざ)教授(寄付金によって研究活動を行えるよう大学の指定を受けた教授)として招聘することを決めている。
ソウル大の関係者は「サージェント教授が今年度1学期の講義を終えて帰国した後『来年には個人的な理由で来られないと思う』と伝えてきた」と説明した。サージェント教授は任用期間2年の碩座教授として招聘されたが、契約は1年単位となっていたため、途中で帰国しても契約違反にはならない。
社会学部の教授は「サージェント教授は年齢や健康状態を考えると、一人で韓国にいるよりも、家族と一緒に(米国に)いる方がいい、という話をたびたびしていた。韓国で生活する上で、いろいろと大変なことがあったようだ」と語った。サージェント教授はセミナーが開かれる際に来韓する外国の教え子たちを除けば、主に韓国の教授や学生たちと研究に取り組んだり、セミナーを行ったりしていたという。
年間15億ウォンを支給する条件で招聘されたサージェント教授が途中で帰国したことについて「著名な学者を招いたのに、ソウル大が十分に活用できなかったため、こんなことになったのではないか」と指摘する声も出ている。ソウル大が野党・民主党の禹元植(ウ・ウォンシク)議員に提出した資料によると、サージェント教授が担当していた「マクロ経済学特別講義」は、定員250人に対し受講生は21人、受講申請率は8.4%にとどまり、また大学院の科目である「マクロ経済学特殊研究」は、定員50人に対し受講生は14人(受講申請率28%だった。同大経済学部の関係者は「英語は言うまでもなく、ハイレベルな数学を活用した講義を行ったため、多くの学生が授業についていけなかったようだ」と語った。
梁昇植(ヤン・スンシク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
新聞記事には、ソウル大学が活用できなかったからではとあるが、大学生のレベルの問題と考える。
ソウル大学生のレベルが低いという話は聞いているが、ここまで、酷いとは思わなかった。
韓国の実力がここに、現れている。
一気にノーベル賞教授を呼ぶのが可笑しい。
つまり、自分の国の実力を理解していないということ。
ファンタジーを、学力で望んでも無理。
韓国が起源だという暴言は、学力がなくても、誰でも言える。
経済学は、国語力と心理学と数学の世界でもある。
文科系であるが、数学の学力がないとできない学問。
トーマス・サージェント教授は、個人的な理由で断っているが、多分、自分が教えるレベルの学生でないと考えた結果と思う。
教授は、実質、韓国政府(ソウル大)から頼まれたから応じたが、大学生がノーベル賞の学者に頼むレベルかどうかも、国(ソウル大)として判断できなかったと考える。
韓国なら、さもありなんの記事でした。
来年、招聘している、イスラエル工科大学のアーロン・チカノーバー教授、アブラム・ハーシュコ教授、ダニエル・シェヒトマン教授の動向が気になります。
この手の情報は、教授同士で直ぐに繋がります。