島根県の空の玄関口「出雲空港」には出雲にちなんだ愛称がつけられています。「出雲何空港」でしょう?
・出雲阿国空港
・出雲だんだん空港
・出雲うさぎ空港
・出雲縁結び空港
→ 出雲縁結び空港
島根県の出雲といえば、「縁結びの神様・大国主命」を祀る「出雲大社」があることで有名です。これにちなんで、空港には「出雲縁結び空港」という愛称がつけられました。
最近、地方空港で改名した空港が増えているので、今日現在の空港を挙げて見た。
・オホーツク紋別空港
・たんちょう釧路空港
・とかち帯広空港
・あきた北空港
・いわて花巻空港
・おいしい山形空港
・おいしい庄内空港
・信州まつもと空港
・富士山静岡空港
・富山きときと空港
・のと里山空港
・コウノトリ但馬空港
・鳥取砂丘コナン空港
・米子鬼太郎空港
・萩・石見空港
・高知龍馬空港
・有明佐賀空港
・阿蘇くまもと空港
・対馬やまねこ空港
・宮崎ブーゲンビリア空港
・徳之島子宝空港
・南ぬ島石垣空港
今迄よりは、分かり易くした空港名は、良しとする。
いわて花巻空港(花巻が岩手県にあるのかどうか分からない人には便利)。
信州まつもと空港も、信州にあるということは、殆どの人が知っていると思う。
のと里山空港は、能登の字をひらがなにしたのが、良くなかったのではと感じる。
「のと」を能登に変換する手間がかかる。
「能登さとやま空港」の方が良かった気がする。
高知県の坂本龍馬は有名だったので、別に龍馬を付けなくても良かった気がするが、龍馬を付けたことで、引き締まった空港名になったと考えます。
富士山静岡空港も、なんとか空港利用者を増やしたい気持ちがでているが、ここから富士山に登山する人には、必ずしも便利な訳ではない。
富士山静岡空港から富士山登山口の案内は、ここを参照:
http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/access/from-airport/different_purpose/sightseeing/index.html
富士山静岡空港は、静岡駅よりも西に位置する場所にあり、空港バスで、静岡駅まで50分かかる空港です。
富士山の登山口は、静岡駅の東側です。
東京駅から、静岡駅まで、(静岡に停車する)ひかりで1時間3分。こだまで1時間28分である。
くれぐれも、富士登山で、静岡空港利用を考える時は、トータル時間とトータル料金を考える必要がある。
山梨県に空港が無いことを良いことに、紛らわしい名前を付けたと考えている。
鳥取砂丘コナン空港は、検索で引っかかればこれ幸いとする根性が丸見えする感が強い空港名である。
しかし、意味の分からない名前がある
山形県の「おいしいやま山形空港」、「おいしい庄内空港」
確かに、海の幸も、お蕎麦も、さくらんぼも、お酒も、お米も美味しけれど、山形、庄内だけでも良かった気がする。
山形県は、メジャーで、美味しい物が多くあることは知っています。
隣の福島県を意識したものなのか?
「きときと」とは、「新鮮、精力的なこと」の富山の方言のようです。
富山以外の人には、わからない。
初めて会う人のスモール・トークには使えるが、「そうですね」で終わってしまいそう。
コウノトリ但馬空港は、豊岡市が「こうのとり悠々と舞う ふるさと」と言っているのに由来すると考える。
但馬も豊岡市も、意外と場所がわからない。
何県にあるのかも知らない人がいる。
「兵庫但馬空港」の方が良かったかもしれない。
豊岡市の北にある「城崎温泉但馬空港」の方が、分かり易い気がする。
「南ぬ島石垣空港」の「南ぬ」は、読めない。
南を「ぱい」と読み、「ぱいぬ」と読みます。
沖縄弁では、北を「にし」、東を「あがり」、西を「いり」と読みます。
西表島(いりおもてじま)が代表例です。
誰も読めない名前(南ぬ島石垣空港)に、改名の価値を見いだせない。
徳之島は、「長寿と子宝の島」のようで、2012年に制定された。
「徳之島 子宝神社」で検索すると、該当する神社がでてきますが、「子宝 九州」、「子宝 鹿児島」で検索しても、徳之島の神社が候補にあがりません。
不思議な気がします。
子宝を祈願したい方は、一度、WEBで検索してから、祈願する神社に行かれた方が良さそうな気がします。
空港名だけで選んではいけないような気にさせる、空港名です。
これからも改名される空港があると考えますが、読める名前、連想が広がる名前にして頂きたいと感じました。
改名するのは、多分、運営している自治体が、利用者増を狙って、実施したものと考えます。
ただ、名前を改名しても、飛行機会社が飛行機を飛ばさないことには、利用者は増えないと言う、悲しい現実があります。