11月25日(米国時間)、NASA(米航空宇宙局)は、国際宇宙ステーションで3Dプリンターが稼働したと発表した。
3Dプリンターは3Dプリンター製造メーカーの協力とともにシリコンバレーのチームが製作。ドラゴン宇宙船で9月に打ち上げられたもので、11月17日に設置して校正出力ののち正式に稼働を始めた。樹脂のフィラメントを加熱して積層成形するタイプで、基本的に制御は地上から行われ、ISSクルーの時間を取らないようにしているという。
記事の詳細は、ここを参照:
http://ascii.jp/elem/000/000/955/955604/
MADE IN SPACEのロゴが形成されたアウトプットを掲げるバリー “ブッチ”ウィルモア宇宙飛行士(ISS司令官) Image Credit: NASA
宇宙で3D部品を作成中の映像:
https://www.youtube.com/watch?v=6BAy2fiBElU#t=16
なお、記事では、次のとおり、自己複製機械として活躍するとしている。
NASAでは将来、火星や小惑星で働く宇宙探査機は3Dプリンターを使って自分と同じものを作れる機械(自己複製機械:フォン・ノイマン・マシン)が活躍すると考えており、これはその第一歩としている。
私は、キーとなる部品は、壊れたら複製ができないので、自己複製には、まだまだ遠いと考える。
最初に、プリントヘッドが壊れたら、複製は絶対にできない。
キーとなる部品(プリンターヘッド、モーター等)は、バックアップを準備し、それ以外の部品の作成となると考える。
製品の性能が異なるので、部品となる素材の種類、量も確保をしななければならないと考える。
但し、宇宙船の壊れた部品を作成する可能性は高まることは 間違いない。
この記事を読んで、アメリカ人は、色々な発想をし、検証していることに驚いている。
本当に、火星に有人飛行しようとしている気迫は伝わってきた。