4日、東京都は、総合防災訓練(震災対策)を実施しました。
4日、四国電力伊方原発の重大事故を想定した避難訓練を実施しました。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201609067302.html
孤立のおそれがある愛媛県伊方町の佐田岬半島の住民が、自家用車などを使って港まで避難する訓練が行われました。
避難すべき住民は、4700名。
今回参加したのは、400名。
訓練では、防災行政無線などで避難の指示を受けた住民らが、自家用車に乗り合うなどして、避難計画で船が出ることになっている三崎港近くの体育館に次々と集まりました。
そして、船による避難や安定ヨウ素剤の服用について説明を受けたあと、バスに乗り込んで体育館から港まで移動しました。
本当に原発で事故が起こった時に、バスや船の手配ができるのかとか、問題点は、色々とあると考えます。
私は、嘗て、米国では、スリーマイル島原子力発電所事故を受けて、住民参加の原発事故に対する避難訓練をしていましたが、日本では実施しないのは可笑しいとブログに書いたことがあります。
その後、福島第二原発の事故で、日本でも訓練が実施されるようになりました。
原発推進派が、炒っていた「5つの壁」は、脆くも事故を防げませんでした。
絶対に安全は、有り得ません。
サンフランシスコの断層による地震で、高速道路が落下した時、日本の建築関連の学者は、日本では建築基準が異なるので、橋桁が落下することは絶対ないと大見得を切っていた。
しかし、阪神大震災の時に、高速道路の橋脚が折れ、橋桁も落ちました。
新幹線の橋脚も折れたりしました。
その後、コンクリートの橋脚に、鋼鉄を巻いて補強工事をしております。
絶対安全は、有り得ません。
だから、訓練が大事です。
消火器の消火訓練でも、実際に消火器を使った訓練を経験したのと、しないのでは、全く異となります。
消火器の中のガスボンベは、一回中止すると、中の消火剤は噴出しないまま、終わってしまいます。
火が消えたとしても、消火剤を出しきることが大事です。
消火剤は、人畜無害です。
防災訓練、原発事故の避難訓練を徹底して、何ができるのかを確認する必要があります。
台風による水害、風害、地震対策が必要です。
できることから、対応しましょう。
9月1日は、1923年(大正12年)9月1日の関東大震災から93年経ちました。
「天災は、忘れた頃にやってくる」。