映画「おもいてぽろぽろ」に出ていた分数の問題です。
映画の中では、主人公の少女は、次の様に考えている。
(2÷3)÷(1÷4)は、2/3を4分割すると理解していた。
3分の2のリンゴを、4分の1にしたら、(2÷3)×(1÷4) = 2/3 × 1/4 = (2×1)/(3×4) = 2/12 = 1/6
従って、自分の答えは、6分の1としている。
テストでは、不正解で返ってきた。
どうしてだろうと腑に落ちていない。
計算式を見たら、分かるけれど、(1÷4)の前は、問題では、÷(割る)
主人公の少女が考えた式では、×(掛ける)になっている。
ここの理解が、間違いの素。
この問題を文章にすると、「3分の2のリンゴは、4分の1のリンゴを1としてら、4分の1のりんごでは何個分ありますか?」という問題です。
映画の中にも出てきますが、÷は、「分子分母を逆にして、掛け算にすれば良い」と教えているからと考える。
(2÷3)÷(1÷4)=2/3 ÷ 1/4 = 2/3 × 4/1 = (2×4)/(3×1) = 8/3
「÷は比率」の意味と教えないと、分からない生徒はでてくると考える。
映画の内容と関係ないことに興味を持ってしまいました。