古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

カセット・テープよ、さらば!

2018年02月15日 02時14分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 2009年には家の裏に、足場パイプで作業・物置き小屋を建てました。この小屋で、道子さんはポットに種を播いたり苗を植える農作業をし、ぼくは電動工具をつかったりして大工仕事をします。
 この小屋にステレオを置いて、もっぱらカセット・テープで音楽を聴きながら作業をします。 
 最近はテープ・デッキの調子がおかしい。ヘンな音で聞こえる。長年たくわえたミュージック・テープを処分するしかない。
 実は10数年前に「カセット・テープはもう古い。これからはMDだ。MDで音楽を聴くことにしよう」とMDにテープやCDをコピーしていました。そのMDで音楽を聴くことにしたい。
 というわけできのう、カセット・テープとステレオを処分しました。
 
 いい音のスピーカーはそのままつかいます。それにしてもこの沢山のカセット・テープ! 
 実は50年前、ぼくはオープンリールのテープデッキを愛用していました。時代の流れでカセット・テープに切りかえ、『週刊FM』という雑誌をとってFM放送を録音したり、CDをコピーしたり。思い出の詰まったカセット・テープばかりです。自動車用の「テープ携帯ケース」も自作していました。
 それにしても「そろそろ博物館に入ろうか」というMDをなぜ今頃? 10年ほど前にMDデッキを買おうとしたらもう製造中止だったし。
「思い出のある音楽MDをもっている。中国製のアンプ・中古のMDデッキを安く入手できる。まだしばらくは小屋で仕事できる。音楽聴きながら作業したい。オレの人生を〈カセット ⇒ MD〉に延長しよう」

 小屋のステレオ棚がすっきりしました。
 
コメント
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