裏山を見る窓から4メートルのところにコバノミツバツツジが生えています。その木の枝に鳥の巣を見かけました。巣は空(カラ)でした。去年の冬の巣でしょう。地上1メートル。ウグイスの巣です。
家の近くなのに気づきませんでした。春にはツツジの葉が茂るし、笹も生えておおってしまうし、自然のなかって見つけにくいものです。
そういえばもうすぐウグイスが鳴きます。毎年〈初鳴き〉を耳にして「春が来たな」と感じます。下の里からあがってきた人は鳴き声を聞くと「あ! ウグイス!」と感動します。ぼくらはあの鳴き声をずっと耳にしながら毎日をすごします。なにしろ一日に千回鳴くウグイスもあるそうですから。
そのかわり、下の村におりて「チュンチュン」と鳴き声をきくと「あ! スズメ」となつかしい気持ちになります。山にはスズメは飛んできません。
3日間かけて裏山の斜面の竹を伐りました。下生えの木も丈を低くしました。下から頂上を見あげた写真です。
右に傾いた木が見えます。クスノキです。斜めに写っていますが、ほんとは真っ直ぐ立っています。30センチほどだった苗木が立派になりました。あと10年もすれば裏山の「シンボル・ツリー」になるでしょう。
「下から頂上が見える」=「上から村を見渡せる」です。こんなに頂上が見えるのは4年ぶりでしょうか。しばらく竹伐りをサボっていましたから。
頂上からは6月には水をはった田んぼの広がりを、10月には稲刈り前の黄金の稲波を、眺められます。「ああ、田舎だ」という眺め。ときどき登ることにします。足の筋肉の鍛錬にもなるし。
家の近くなのに気づきませんでした。春にはツツジの葉が茂るし、笹も生えておおってしまうし、自然のなかって見つけにくいものです。
そういえばもうすぐウグイスが鳴きます。毎年〈初鳴き〉を耳にして「春が来たな」と感じます。下の里からあがってきた人は鳴き声を聞くと「あ! ウグイス!」と感動します。ぼくらはあの鳴き声をずっと耳にしながら毎日をすごします。なにしろ一日に千回鳴くウグイスもあるそうですから。
そのかわり、下の村におりて「チュンチュン」と鳴き声をきくと「あ! スズメ」となつかしい気持ちになります。山にはスズメは飛んできません。
3日間かけて裏山の斜面の竹を伐りました。下生えの木も丈を低くしました。下から頂上を見あげた写真です。
右に傾いた木が見えます。クスノキです。斜めに写っていますが、ほんとは真っ直ぐ立っています。30センチほどだった苗木が立派になりました。あと10年もすれば裏山の「シンボル・ツリー」になるでしょう。
「下から頂上が見える」=「上から村を見渡せる」です。こんなに頂上が見えるのは4年ぶりでしょうか。しばらく竹伐りをサボっていましたから。
頂上からは6月には水をはった田んぼの広がりを、10月には稲刈り前の黄金の稲波を、眺められます。「ああ、田舎だ」という眺め。ときどき登ることにします。足の筋肉の鍛錬にもなるし。