古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

寒肥をやりました。

2018年02月11日 20時32分13秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうの雨でしっとりした土になっています。今日は裏山の樹樹に寒肥を施しました。道子さんと手分けして、目ぼしい樹にはやることができました。ぼくはキウイ/渋柿(蜂屋柿)/イチジク(2種)/サクランボ(佐藤錦/高砂)など実のなる木を中心に。

 写真は蜂屋柿のまわりに穴を掘ったところです。蜂屋柿はまわりに8穴掘って、肥料を入れて、土をかぶせました。この柿の木を買ったのは2年前。明幸園から軽トラに積んで帰りました。苗木でなく、すぐに渋柿のなる木が欲しかったのです。
 しかし2年なっていません。今年はなってほしい。道子さんもぼくも、干し柿ファンです。かたくなるまで干すのでなく、やわらかく、甘くなったところで冷凍保存します。それを冬の今ごろコタツにあたって食べる。実にいいものです。
 キウイは足場パイプで棚をつくって植え、もう4年目になるかな。そろそろなってもいいな。
 裏山に木を植えはじめた頃(9年前くらい)は「果樹はあまり植えないでおこう。ソメイヨシノやミモザやハナウメを植えて眺めをたのしもう」と思いました。しかしホームセンターで苗を見ているうちに、「レモンもあってもいいかな」とかあれこれ果物を思うようになり、結構植えています。
 レモン/プルーン/イチジク/サクランボ(佐藤錦・高砂)/ミカン/南高梅/柿/キウイ/栗/枇杷(伐ってしまった)/柚子/ブルーベリー/銀杏/自生のガマズミ(果実酒をつくれる)。
 寒肥のつぎは竹の伐採をします。
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寒いけど日射しは春です。

2018年02月10日 01時29分13秒 | 古希からの田舎暮らし
「8時頃に就寝して夜中の12時ごろに起きる」はぼくの日常です。ウッドデッキに出て空を見あげます。それからテレビを見たりパソコンに向かったり本を読んだりして2~3時間をすごしてまた寝ます。
 テレビといっても地上波はニュース以外あまり見る番組がありません。BSのドキュメント番組とかCSの/ディスカバリーチャンネル/アニマル・プラネット/囲碁チャンネル/スポーツ(テニス)を見たりします。
 今夜は外の温度計が〈零下〉でなく〈1℃〉でした。いままで寒さにさらされていたので、「生暖かい」感じさえします。外はまだ寒いといっても日中の日射しは春です。やっと春になったなあ。
 朝、窓から裏山を見るといつものようにシロハラがピョンピョン地面を跳んでいます。冬はいつもやってきます。向こうに小さい鳥が。ジョウビタキではないようです。まだ鳴き声は聞こえませんがウグイスかな。毎年お盆の頃まで裏山で鳴くのですが、鳴きはじめるのは2月のおわりか3月のはじめです。
 いまも悔やむことがあります。
 ウグイスが窓から4メートルくらいの繁みに巣をつくったのです。すぐにはウグイスの巣とわからなかったけど、ネットで検索してわかりました。2つ卵を生んでいました。ここに暮らしはじめて3年目だったか。あのときはブログに巣の写真を載せたのですが、いまさがしても見つかりません。何千枚の写真からさがすのは時間ばかりかかって徒労におわることがよくあります。
 ウグイスは地上の低いところに巣をつくります。あのときも地上30センチくらいだったでしょうか。裏山の竹を伐って里山化しようと頑張っていたときで、その繁みも笹を刈ったりして、ウグイスが逃げてしまいました。
 ウグイスの誕生・生長を窓から見まもれたのに。ほんとに残念です。
 寒いけど日中の日射しは春です。寒肥や竹伐りをはじめないと、時季が過ぎてしまいます。
 始動します。
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寒くても「よかたん温泉」はいっぱいでした。

2018年02月08日 02時20分35秒 | 古希からの田舎暮らし
 ため池や田んぼの土手を焼く季節です。草がよく枯れて、うまく焼けます。福地池の土手も毎年きれいに焼けるのですが、今年はみぞれの日に火をつけたそうで「まだら焼け」になってしまいました。このブログでも去年、福地池のウエルダン土手焼き写真をアップしたことがありますが、今年はお恥ずかしい写真です。

 こんな焼け方は、11年前に越してきてからはじめて。蛇が池はもっと恥ずかしい焼け方です。でも焼き直しはしないでしょう。
 寒いけどちょっと用事があって吉川町に出掛け、「よかたん温泉」につかってきました。こんなに寒くても温泉はいっぱい。高齢者は、外仕事は寒いし、行くところもないし、温泉にでもつかるのか。
 とてもよく温まりました。外の露天風呂には出ませんでした。
 そうそう、東条町の「とどろき温泉」ですが去年の7月から耐震工事をしていました。もう出来ているようです。3月1日オープンと看板が出てます。
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「おたのしみ」を貼って、眺めています。

2018年02月07日 02時46分36秒 | 古希からの田舎暮らし

 居間のドアに、チケットを入手した催し物のチラシを貼っています。
 2月 …… コスミックホール チャイコフスキー交響曲第5番 
 3月 …… 兵庫芸文センター 新世界 / ボレロ 
 4月 …… 兵庫芸文センター 『神韻』日本公演
「おたのしみ」のイメージをふくらませて、たのしんでいます。
 もう一つ『美嚢郡さいごく三十三個所霊場巡拝』というポスターがあり、別のドアに貼っています。ところがポスターを貼るだけではパワーは出ないものです。
 いまから30年ほど前、ぼくが50歳くらいのときは〈父・母・道子さん・ぼく〉の四人で、西国三十三箇所霊場巡拝を、休みの日に数年かけてしました。道子さんのつくった弁当を食べ、ぼくの運転で。
 父が亡くなった後は、定年退職したぼくと道子さんで四国八十八個所霊場巡拝に出掛けました。車で。
霊場巡拝というのは「なんとなくいい」。
 お参りして、お札をおさめ、線香を立てて、般若心経をあげるという〈ルーティーン〉にはまる。未知の地を訪ねて同じ所作で祈る。
 イチローがバッターボックスに入って、バットを立てユニホームの袖をつまむ。
 テニスのナダルがサーブを打つ前に鼻⇒右耳⇒鼻⇒左耳とさわる。
 俳句の金子兜太が毎朝神棚に向かって自分と縁のある死者の名前を唱える。(長寿の彼は100人以上の名前を唱えるので30分以上かかるそうですが)
 そういえば道子さんとぼくにも、そんなルーティーンができました。
 弟が亡くなってから仏壇の横に亡くなった人たちの写真を並べて、毎朝拝むようになりました。仏間(母の部屋)に入って、仏壇前の籐椅子に座り、線香を立て、数珠を持ち、鈴(リン)を鳴らして、手を合わせる。
 朝の瞑想の前に仏壇の前に座るのがルーティーンになりました。なんかいい。
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山仕事序曲は「たき火」「焼き芋」

2018年02月06日 02時44分28秒 | 古希からの田舎暮らし
 立春を過ぎたし、裏山に植えた樹樹に寒肥をしよう。これが前夜の「決心」でしたが、朝の寒さに決心がゆらいでしまいました。
 で、これから山仕事をはじめる序曲として、きのうは「たき火」と「焼き芋」(ダッチオープンで)をしました。落ち葉をかき集めて、廃材と古い竹を燃やし、ダッチオープンを火にかけて午前中裏山ですごしました。
 写真をみてください。

 150センチ間隔に3本の樹。これは桜のソメイヨシノです。実は裏山には6本のソメイヨシノを植えています。花の時季を過ぎた苗木を安売りしていたので、つい買って植えてしまいました。その6本がどれもしっかり生長し、花を咲かせるようになりました。
 幹の上の方では隣り同士の枝がからみ合っています。道子さんが「真ん中の樹は切ったほうがいいかも」というので「そうだなー」と去年はグジグジやり過ごしました。今年も枝は生長してからみ合っています。しかしここまで生長した樹を伐る気にはなれません。
「このまま生長してもらおう」。ということで一件落着にします。
 樹同士で折り合いをつけてくれるでしょう。
 午後は「寒肥をやろう」と思っていましたが、寒さにひるんで昼寝してしまいました。
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深くこころにのこるコンサートでした。

2018年02月05日 01時58分07秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうはいい天気で、内陸部の市川町・ひまわりホールに出掛けるのに何の心配もしませんでした。今日だったら雪の心配をしなくては。恵まれていました。
 しかし中国道から播但道に乗り換えるときに道を間違えて20分ほど時間をロスしました。ひまわりホールは人でいっぱい。5日前に電話で予約していたチケットを受け取りました。後ろから2列目の席で、よく残っていたものです。
 ホールの写真です。

 すり鉢のように座席がステージをかこみ、後ろから見ても近い感じです。響きもよく、いいホールでした。7割は女性客だったようです。人気が知れます。道子さんも満足のコンサートでした。
 岡本知高さんの生(なま)で聴く歌はやはりすごかった。彼の声の振動を生でうけられてよかった。歌の間にトークがあるのですが、これが軽妙で、洒落ていて、和やかな笑いとしあわせをふりまいていました。多くの聴衆がこころみちて帰途につくホールの空気は、とてもよかった。
 5日前に東条の図書館で本を借り、偶然見かけたポスターでコンサートを知り、チケットがまだあって、岡本知高さんの歌が聴けた。
 梯剛之さんのピアノ・コンサートのときに感じましたが、「人生にはこんな恵みが配置されていることがある」と思いました。
 今日はまた寒くなるようですが、立春です。寒肥のタイムリミットです。裏山で仕事をする気持ちとエネルギーがたまってきました。ぼちぼち外仕事も始動します。
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寒かったけど『ふるさと北播磨発見講座』に。

2018年02月04日 02時25分18秒 | 古希からの田舎暮らし
 新聞に『ふるさと北播磨発見講座』という折り込みチラシが入っていました。嬉野台生涯教育センターで。近い。車で15分ちょっとか。冬で外仕事はあまりできないし、地元のことを知るにはいい機会。二人で参加することにしました。
 会場に行ってみると広い講堂。申し込みが300人超あったそうです。すごい!

 暖房が入ってなくてまわりにストーブが幾つか置いてありました。でも寒い。オーバーを着てくればよかった。
 はじめの田辺真人先生の「地域の歴史と地名」の話はおもしろかった。
 次の笑福亭瓶二さんの「落語」はとってもおもしろかった。関東で活躍しておられ、ときどき関西に来られるそうですが、はじめてききました。音響のよくない講堂でしたがとてもよくきこえました。北播磨の多可町出身の落語家だそうで、また機会があればききたいと思います。
 最後のトーク・セッションは、何言ってるのか、聞こえにくかった。
 とにかく寒かった。
 3回シリーズの講座で、次回行くかどうかもう少し思案します。

 午前中は、いつもお世話になってるパソコンに詳しい方に来てもらい、おかしくなった「メール」を入るようにしてもらいました。ありがたい。こういう方がおられないと素人はどうしようもありません。
 メールがおかしくなったのは、12月にゲットしたスマホのせいではないか。「スマホとパソコンはライバルで喧嘩するのか」と素人は思ったりします。
 今日は市川町のひまわりホールで、岡本友知高さんのコンサート。とってもたのしみです。
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ケースを買って、片付けました。

2018年02月03日 02時05分24秒 | 古希からの田舎暮らし
 棚はできました。残るはガラクタの仕分けと片付けです。
 で、まずケースを用意しようと100円ショップに出掛けました。手当たり次第にあれこれ買ったケースがこの写真です。

 ぼくは、同じ容器をそろえてガラクタをきちんと仕分けるより、いろんなケースにあれこれ入れるほうが好きです。にぎやかでいい。そういう人は整理整頓ができないかもしれない。ま、たのしんでやれたら、いいじゃないですか。
 夕方にはガラクタの仕分けができました。かなり捨てることになりました。
「捨てる決心」というのは、一度にはできないものですね。時間がたつと、だんだんその気になってくるというか。

 6年くらい前だったか。『原色日本の美術』全20巻を捨てたのがぼくの「断捨離」序曲でした。「捨てた」のでなく、正確には軽トラに載せて大阪の『アジア図書館』に寄贈したのですが。結婚した頃に出版がはじまった本で、50年近く大事に持っていました。でもいまはヤフーのオークションでは、全巻で数百円/数千円とか、無料に近いです。断捨離はギリギリのタイミングだったようです。
 あれから随分いろんなモノを捨てました。このたびの本箱処分・断捨離・片付けも、ギリギリのタイミングかも。無事に一段落してよかったです。

次の仕事は、小屋の大工道具類の片付けです。これも7、8年ずっと「道具類、ネジ類を片付けて、必要なモノがサッと出せるようにしよう」と思ってきました。いよいよその仕事に着手します。
 でもその前に小屋の雨どいを直さなくては。前から壊れていたようです。気づきませんでした。
 そうそう、裏山に植えた樹樹に、寒肥を施す仕事があったんだ。12月にやろうと思っていたのに、1月が過ぎて2月になってしまった。グズグズしていると3月になってしまう。すると畑仕事がはじまる。植えた樹の剪定もしようと思ってるんだけど。
 でもこう寒くては …… 。
 
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片づけて思うこと「死ねば全部ゴミになるんだんなあ」 

2018年02月02日 06時01分22秒 | 古希からの田舎暮らし
 リビングボードを兼ねた本箱を処分して、作り付けの棚をつくりました。本箱に入っていたいろんな品物を、分類して「住所を決めてやろう」と思案しているところです。
 ふっとこんな考えが頭をかすめました。
「これを全部捨てたら、なにか困るかな」  ……  全然コマリマセン。

 去年5月、独り暮らしの弟が急死しました。2DKのマンションにはたくさんの品物が残されていました。ぼくらの力ではどうにもならず、遺品整理屋さんに依頼して片付けてもらいました。まだ箱も開けていなし電気製品もありましたが、処分してもらいました。
 遺品整理屋さんは、下見して、4トントラックでやってきて、一日がかりで片付けました。
「死ねば全部ゴミになるんだんだなあ」と思いました。

 69歳になってから不用品を処分して、田舎の小さい家に引っ越して、そこで質素に11年暮らして、それでもこれだけのものがたまるのだから、長年同じ家で暮らしている人は、いっぱい不用品をためているでしょう。おそらく整理能力を越えてるでしょう。 
 死ねば全部ゴミになる。遠い感覚ですがいずれ、かならず、 …… 。
 

 
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作り付けの棚にしました。

2018年02月01日 01時31分04秒 | 古希からの田舎暮らし
 本箱を処分して、新しく作り付けの棚をつけました。
 実は160センチ幅の本箱を作って、ガラクタはケースにいれて棚にしまうことを考えていました。それを作り付けの棚にしたので、一日で出来上がりました。
 
 でも結構することが多くて、「昼寝ぬき」で夕方まで作業。本箱の前に置いていた「電動ウオーカー」は小屋へ。本箱は廃棄しますがとりあえず小屋の前に。本、ビデオテープ、ガラクタは段ボールに入れてとなりの部屋に。ステレオもとりあえず隣りの部屋に移動。
 実はもう3、4年「ガラクタを何とかして、スッキリした部屋にしたい」と思ってきました。そのうち「これ以上年を取ったらできなくなる」と思うようになり、その気持ちがだんだん盛り上がって、ついに実現したのです。
 とりあえず夜は寝るので、ベッドの上に置いたガラクタを突っ込んで撮った写真です。ロールカーテンをつけて、見栄えよくします。いちばん上の棚はアルバム類です。海外旅行をしたアルバム、家族の折々のアルバム、四国88カ所・西国33カ所お参りのアルバムなどを並べました。雨の日などに、むかしを回想する時間をとります。認知症予防になるかな。
 これからの片づけがひと苦労ですが、「モノの住所」を決めて、それを守るようにします。
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