104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

何度めのリメイクか

2016年11月01日 20時55分06秒 | Weblog
「はいからさんが通る」新作に早見沙織&宮野真守


 14年ぶり、何回目か分からない「はいからさんが通る」のリメイク。圧倒的に実写版が多いんですけど、今回は久々のアニメ版。とは言うものの、前回はかの有名な1978年版ですからね。


 はいからさんが通ると言えば、リアルタイムでは見てないんですが、小学校ぐらいの時に何度か夕方に再放送をされていた記憶があります。北斗の拳は3回ぐらい再放送を見ましたが、それに匹敵するぐらいやってましたかね、これとパタリロは。なので、やけに懐かしさを感じます。


 ただ、アニメも途中で打ち切りの憂き目に遭遇しているため、関東大震災までは放送されず。シベリア出兵→伊集院少尉の帰還までですね。これぐらいは何となく記憶があります。結末はブックオフとスーパー銭湯での立ち読みで済ませましたね。ラブコメとしてはちゃんとポイントを押さえていて、王道と言うべきものだったかと思います。


 長いことやっていたアニメ版ですら最後まで行っていないので、実写版ではさらにヒドイ有様。シベリア出兵すらもやらないので、一番面白いところをカットしてて勿体ないなって感じです。まぁ、今回の劇場版は前後編みたいなので、もしかしたら最後まで駆け足でやるかもしれませんね。


 しかしながら、はいからさんが通ると言えばあのOPテーマ。南野陽子の方でなく、アニメ版の方。



イントロからのクラヴィネットがこの曲のアイデンティティであり、そこに重なるピアノとストリングスが良い味を出しています。さらには当時隆盛を極めていたディスコサウンドと言う、お話の内容からは遠くかけ離れた曲調ではあります。ですが、歌詞と歌声が乗ると急にお話と曲がガッチリ繋がってくるんですね。数あるアニソンの中でもかなり特異な部類になると思います。歌詞は一休さん並にヒドイことを言っていますが(笑)。




 劇場版では是非これを使ってもらいたいですね。中途半端に新たな曲を入れてもこれを越えることはないでしょうから。