老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1220;北国では初秋の気配

2019-09-01 20:51:52 | 阿呆者
北国では初秋の気配

冬よりも短い夏は、蝉の生命の如し。
北国はお盆が過ぎると、
朝夕涼しくなり初秋の気配を感じさせる。
芒の穂先には翅を休ませた赤蜻蛉が停まっている。
彼岸は間近に迫り、
影は日増しに長く伸びゆくが
生命は短くなる。