老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1222;タイトルを変えてみた

2019-09-03 16:39:15 | 阿呆者
「老い楽の詩」から「老いびとの詩」に変えてみた

気分一新のつもりでタイトルを変えてみた

タイトルより中味が問題なのだが

老いびと(老人の意味)の言葉が気になりだした
恋人 の言葉のほうがときめく

老いてはもう恋の季節はやって来ないかな

気がつけば
いつもまにか
老いびとの時代

浦島太郎も
玉手箱を開けたばっかりに
またたくまに時間は早く通り過ぎ
白髪の老いびとになってしまった

浦島太郎を可哀想に思うことがある
子どもたちが苛めていた亀を助け
竜宮城に招待され
歌えや飲めや踊れやと遊び呆けていた
愉しい時間はあっという間に過ぎてゆく
なんだかキリギリスの物語を連想してしまう

愉しいこと続かない
愉しいことはいいことだが
何も残らない

もういちど浦島太郎物語を読んでみるとしようか

老いびとが読む「浦島太郎」から
なにを感じ なにを想うか