老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1225;人生にトキメキを・・・・

2019-09-10 22:31:02 | メトロノーム
人生にトキメキを・・・・

チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」の言葉に ハッとする自分

先日 スーパーでチコちゃんのふりかけを見つけ、買ってしまった妻と自分

ふりかけの袋にこんな言葉があった
大人になるとあっという間1年が過ぎるのはなぜ?」

人生にトキメキがなくなったから  チコちゃんの答え

生活の中にトキメキが多いか少ないかが、
時間がゆっくり過ぎるか早く過ぎるかの違いを生み出している

子どもは新しい体験など1年の中で感じとるトキメキが多く、
その一つ一つをしっかり認識するので過ぎた時間を長く感じる。

大人は毎日同じ作業に慣れてトキメキが少なくなる。
印象に残ることが少ないので過ぎた時間を短く感じる。

【ふりかけに記載されてあったチコちゃんの回答】

トキメキの瞬間(とき)を持つこと
恋はトキメキの一つだが
いまの自分には無理な話
ときめくような新しい体験にチャレンジすることなのかな


今日 余命3ヵ月と告知された熊爺さんの家を訪問した
腎臓と胃に癌があり、幸い痛みはなく 積極的な治療はせず
自宅のベッドで療養中
妻との二人暮らし

熊爺さんは農業一筋だった
ベッド上から畑や庭の風景を眺めながら
来年の種蒔きの準備を思案している
元気になり農作業をしなければ、と・・・・。

生きねば、と熊爺さんは思いながら
「病院にはいたくない、家に帰りたい」
「(家で)風呂に入りたい」

9月17日から訪問入浴のサービスを開始する
併せて訪問看護師も訪れることになった

「生きたい」「生きねば」と思うその気持ちは
余命3ヵ月の枠を越え生きていく熊爺さん

人生が速く過ぎるか 短く感じるかは
トキメキの体験や生きることへの希望があるかないかで違ってくるのかもしれない