老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

534;もう一つの阿呆鳥の詩

2017-11-12 14:55:03 | 老いびとの聲
日本最古の公園「南湖公園」 松平定信が造園した

もう一つの阿呆鳥の詩

『物語阿呆鳥の詩』は
別れた男を
今も想い焦がれる
女の寂しさを詩う

『もう一つの阿呆鳥の詩』は

人間は
阿呆鳥の羽毛欲しさに

人間は
阿呆鳥が棲息する鳥島に上陸した

人間は
動きが緩怠な阿呆鳥を捕殺した

人間は
金欲から阿呆鳥を乱獲した
阿呆鳥の棲息は激減した

阿呆なのは
阿呆鳥ではなく
阿呆な人間がいた




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