田の畦に 腰を下ろして 秋を待つ
(たのあぜに こしをおろして あきをまつ)
673 【季語】 秋を待つ 【季節】 晩夏
盂蘭盆会 風も無いのに 急ぎ過ぐ
(うらぼんえ かぜもないのに いそぎすぐ)
674 【季語】 盂蘭盆会 【季節】 初秋
盂蘭盆会(うらぼんえ)=お盆の正式名称。
先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で
音写したもので、 転じて「逆さまに釣り下げられるような
苦しみにあっている人を救う法要の意。
先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
インドのサンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で
音写したもので、 転じて「逆さまに釣り下げられるような
苦しみにあっている人を救う法要の意。
貸してみい 手出し口出し 茄子の馬
(かしてみい てだしくちだし なすのうま)
675 【季語】 茄子の馬 【季節】 初秋
〔なすびで、牛やら馬やら作りましたな。〕
秋浅し 空の青さに 手が届く
(あきあさし そらのあおさに てがとどく)
676 【季語】 秋浅し 【季節】 初秋
手花火の 火玉で描く ドラエモン
(てはなびの ひだまでえがく どらえもん)
677 【季語】 手花火 【季節】 晩夏
手を添えて 線香花火 珠しずく
(てをそえて せんこうはなび たましずく)
678 【季語】 線香花火 【季節】 晩夏
何語る 夜の静寂の 遠花火
(なにかたる よるのしじまの とおはなび)
679 【季語】 遠花火 【季節】 晩夏