俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

8/26  秋は来ぬ

2006年08月26日 | 俳句

秋来ねど 乙女心を 誰ぞ知ろ
(あききねど おとめごころを だれぞしろ)
740 【季語】 秋来ね 【季節】 三秋


何となく ただ何となく 秋は来ぬ
(なんとなく ただなんとなく あきはきぬ)
741 【季語】 秋は来ぬ 【季節】 三秋


秋の空 機影大きく 音澄みて
(あきのそら きえいおおきく おとすみて)
742 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


鰯でも 鯖でもよろし 秋の雲
(いわしでも さばでもよろし あきのくも)
743 【季語】 秋の雲 【季節】 三秋


鰯雲 串刺しにして 焼きませう
(いわしぐも くしざしにして やきませう)
744 【季語】 鰯雲 【季節】 三秋


草の秋 添い寝は誰ぞ 星の下
(くさのあき そいねはだれぞ ほしのもと)
745 【季語】 草の秋 【季節】 初秋


いにしえの 香り漂よう 女郎花
(いにしえの かおりただよう おみなえし)
746 【季語】 女郎花 【季節】 初秋


蕎麦畑 一花ぽつん 彼岸花
(そばばたけ ひとはなぽつん ひがんばな)
747 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋


入道雲 蹲踞の構え 八卦良い
(にゅうどうぐも そんきょのかまえ はっけよい)
748 【季語】 入道雲 【季節】 三夏


コメント
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