俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

8/25  冷素麺

2006年08月25日 | 俳句

からまりし 運命の糸や 冷素麺
(からまりし さだめのいとや ひやそうめん)
732 【季語】 冷素麺 【季節】 三夏


なつかしき 行水の音 色に出り
(なつかしき ぎょうずいのおと いろにでり)
733 【季語】 行水 【季節】 晩夏
〔行水と聞いただけで、和服の美人を思い描きます。
 行き過ぎだって?〕


時流れ 静寂の果て 夕焼け有り
(ときながれ せいじゃくのはて ゆうやけあり)
734 【季語】 夕焼け 【季節】 晩夏


盆過ぎて どんな踊りを 覚えたや
(ぼんすぎて どんなおどりを おぼえたや)
735 【季語】 盆踊り 【季節】 初秋


爽やかや 録音テープの 妹の声
(さわやかや ろくおんてーぷの いものこえ)
736 【季語】 爽やか 【季節】 三秋


我想う 乙女心は 秋心
(われおもう おとめごころは あきごころ)
737 【季語】 秋心 【季節】 三秋


見つけしは あまりに小さき 秋なれど
(みつけしは あまりにちいさき あきなれど)
738 【季語】 秋 【季節】 三秋


北の空 澄めば澄むほど 秋は来ぬ
(きたのそら すめばすむほど あきはきぬ)
739 【季語】 秋は来ぬ 【季節】 三秋


コメント
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