俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

8/24  ふるさと

2006年08月24日 | 俳句

ふるさとの 山河想いて 夏暮れる
(ふるさとの さんがおもいて なつくれる)
724 【季語】 夏暮れる 【季節】 晩夏
〔季節の変わり目は、なぜかふるさとを思い出す。〕


川下り きしむ舟音 夏を追う
(かわくだり きしむふなおと なつをおう)
725 【季語】 夏を追う 【季節】 晩夏
〔川下りと言えば、保津川である。
トロッコ列車、川下り、嵐山、湯豆腐、、、。〕


秋風や カーテンの裾 顔なでる
(あきかぜや かーてんのすそ かおなでる)
726 【季語】 秋風 【季節】 三秋
〔昨日の秋雷以降、風もずいぶんと涼しくなった。〕


秋初め 明日香の風の ひんやりと
(あきはじめ あすかのかぜの ひんやりと)
727 【季語】 秋初め 【季節】 初秋
〔秋と言えば、明日香。色んな秋を楽しもう。〕


秋蛍 飛鳥の川を さめざめと
(あきほたる あすかのかわを さめざめと)
728 【季語】 秋蛍 【季節】 初秋


万葉の 灯りともすや 秋蛍
(まんようの あかりともすや あきほたる)
729 【季語】 秋蛍 【季節】 初秋


万葉は 奈良の明日香の 秋心
(まんようは ならのあすかの あきごころ)
730 【季語】 秋心 【季節】 三秋
〔日本語は不思議だ。秋の心。愁い。〕


万葉に 一楽もとめ 秋の旅
(まんように いちらくもとめ あきのたび)
731 【季語】 秋の旅 【季節】 三秋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする