遂に来た 冬は三度目 六十肩
(ついにきた ふゆはさんどめ ろくじゅうかた)
11421 【季語】 冬 【季節】 三冬
眩しさも 半端でないよ 冬の陽は
(まぶしさも はんぱでないよ ふゆのひは)
11422 【季語】 冬 【季節】 三冬
書に成りし 鶴の一羽が 気になりし
(しょになり しつるのいちわが きになりし)
11423 【季語】 鶴 【季節】 三冬
鶴のみか 亀も気になり 気にかかる
(つるのみか かめもきになり きにかかる)
11424 【季語】 鶴 【季節】 三冬
鰤刺身 冷蔵庫には 飲み残し
(ぶりさしみ れいぞうこには のみのこし)
11425 【季語】 鰤 【季節】 三冬
饂飩鋤 残りし物は 人参よ
(うどんすき のこりしものは にんじんよ)
11426 【季語】 饂飩鋤 【季節】 三冬
年玉の お礼の電話 長電話
(としだまの おれいのでんわ ながでんわ)
11427 【季語】 年玉 【季節】 新年
正月の 歌舞伎見物 癖になり
(しょうがつの かぶきけんぶつ くせになり)
11428 【季語】 正月 【季節】 新年
侠気癖 未だに抜けぬ 冬の朝
(きょうきぐせ いまだにぬけぬ ふゆのあさ)
11429 【季語】 冬 【季節】 三冬
侠気=狂気?
冬の道 ショートカットも 追い越され
(ふゆのみち しょーとかっとも おいこされ)
11430 【季語】 冬 【季節】 三冬
人生の 有様不安 冬の道
(じんせいの ありようふあん ふゆのみち)
11431 【季語】 冬 【季節】 三冬
人と成る 成人の日の 恐ろしさ
(ひととなる せいじんのひの おそろしさ)
11432 【季語】 成人の日 【季節】 新年