俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2月17日 舫い(もやい)

2019年02月17日 | 俳句

春愁 秋の心や もの寂し
(はるうれい あきのこころや ものさびし)
20157 【季語】 春愁 【季節】 三春


ふらここや 茶店の名前ぞ わけ知らず
(ふらここや さてんのなまえぞ わけしらず)
20158 【季語】 ふらここ 【季節】 三春
ふらここ=ブランコ


蘖を 見つけて若さ 思い知る
(ひこばえを みつけてわかさ おもいしる)
20159 【季語】 蘖 【季節】 晩春
蘖=ひこばえ=樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。


飛梅と 聞かば太宰府 天満宮
(とびうめと きかばだざいふ てんまんぐう)
20160 【季語】 飛梅 【季節】 初春


春浅し 舫いの心 薄くなり
(はるあさし もやいのこころ うすくなり)
20161 【季語】 春浅し 【季節】 初春
舫い(もやい)= 他の人と共同して事をしたり物を所有したりすること。おもやい。
 博多でよく使われる。博多弁。 
最近は、割り勘と同じと思っている人が多いが、深い意味がある。


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2月17日

2019年02月17日 | 三選俳句暦

2007年2月17日
そこのけと 雀に言われりゃ 春なのさ
(そこのけと すずめにいわれりゃ はるなのさ)
5646 【季語】 春 【季節】 三春


2015年2月17日
春の午後 転寝好きの 至福あり
(はるのごご うたたねずきの しふくあり)
17324 【季語】 春 【季節】 三春


2018年2月17日
眼裏に 残る景色や 春爛漫
(まなうらに のこるけしきや はるらんまん)
19356 【季語】 春 【季節】 三春


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