俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2020年10月28日 大気水象

2020年10月28日 | 俳句




暮の秋 人生引き分け それだけよ
(くれのあき じんせいひきわけ それだけよ)
21008 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋
暮の秋=秋の終わり(季節:晩秋)
秋の暮=秋の夕方(季節:三秋)


長き夜 朝寝昼寝の 付け残る
(ながきよる あさねひるねの つけのこる)
21009 【季語】 長き夜 【季節】 三秋


終いの家 一番長き 秋の今
(しまいのや いちばんながき あきのいま)
21010 【季語】 秋 【季節】 三秋
秋→空き→空(くう)


久方の 秋日和なれど 空白し
(ひさかたの あきびよりなれど そらしろし)
21011 【季語】 秋日和 【季節】 三秋
そらしろ→くうはく


白き空 薄き我が影 暮の秋
(しろきそら うすきわがかげ くれのあき)
21012 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


落葉掃く 先の禿びたる 庭箒
(おちばはく さきのちびたる にわぼうき)
21013 【季語】 落葉 【季節】 三冬
禿びる(ちびる)=先がすれてへる。


暮の秋 今の人生 奇跡かも
(くれのあき いまのじんせい きせきかも)
21014 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


桜紅葉 赤い鳥居の 引き立て役
(はなもみじ あかいとりいの ひきたてやく)
21015 【季語】 桜紅葉 【季節】 仲秋


綺麗より 美しさ求む 暮の秋
(きれいより うつくしさもとむ くれのあき)
21016 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


銀杏より 桜紅葉に 目が行きて
(いちょうより さくらもみじに めがゆきて)
21017 【季語】 桜紅葉 【季節】 仲秋


風が吹く 心に風の しみる秋
(かぜがふく こころにかぜの しみるあき)
21018 【季語】 秋 【季節】 三秋


白菊の 身に沁む年に なりにけり
(しらぎくの みにしむとしに なりにけり)
21019 【季語】 白菊 【季節】 三秋


鹿鳴くに 恋慕の思い 如何ほどに
(しかなくに れんぼのおもい いかほどに)
21020 【季語】 鹿鳴く 【季節】 三秋


冬支度 女房任せに 不安あり
(ふゆじたく にょうぼまかせに ふあんあり)
21021 【季語】 冬支度 【季節】 晩秋


物言わぬ 人増えまくる 秋の国
(ものいわぬ ひとふえまくる あきのくに)
21022 【季語】 秋 【季節】 三秋
飽き?


人の道 説く芭蕉あり 暮の秋
(ひとのみち とくばしょうあり くれのあき)
21023 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


朝寒し 恩恵ありや 膝掛けに
(あささむし おんけいありや ひざかけに)
21024 【季語】 朝寒し 【季節】 晩秋


秋深し 一期一会の 朋が居て
(あきふかし いちごいちえの ともがいて)
21025 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋


行く秋を あはれと感ず 昔人
(ゆくあきを あはれとかんず むかしびと)
21026 【季語】 行く秋 【季節】 晩秋


恩恵は 大気水象 秋の水
(おんけいは たいきすいしょう あきのみず)
21027 【季語】 秋 【季節】 三秋
大気水象 https://www.nissei-web.co.jp/blog/fun-amenonakama 参照



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10月28日

2020年10月28日 | 三選俳句暦





2007年10月28日
気の澄むは 野分の雨の 落し物
(きのすむは のわきのあめの おとしもの)
4866 【季語】 野分 【季節】 仲秋

2009年10月28日
末枯れや 明日も天気と 言うけれど
(うらがれや あすもてんきと いうけれど)
10708 【季語】 末枯れ 【季節】 晩秋
末枯れ(うらがれ)=草木がうら枯れること。
また、その寂しいようす。

2012年10月28日
嫁のみが 頼りの余生 暮の秋
(よめのみが たよりのよせい くれのあき)
15122 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋

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