アザミ
黄昏の中に漂う香りで金木犀の開花を知った。
鼻腔障害による嗅覚の減衰があって、しばらく香りの世界から遠ざかっていたのが徐々に復活の兆しがあって、過日は大分から恵贈いただいたカボスの香りが満喫できた。
湿った重苦しい夕暮れに金木犀の香りだけが光った。
信州大学構内に祭られていた稲荷神社が「政教分離」の精神に反するかどで撤去された。
従来この稲荷神社の管理、祭事を行ってきた任意団体の有志が、ご神体を京都伏見稲荷へ遷座することにきまった。
多少の関わりを持つものとして明日の遷座式に同行することになった。
秋の琵琶湖の観光を兼ねて