常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

三九郎の思い出

2008年12月17日 | 季節の便り


集落の家々から調達した、藁や麦藁、門松等でいよいよ飾り付けが始まる、各階層の小部屋に藁や麦藁を思いきり詰め込む、手抜きすると三九郎は短い時間で焼け落ちてしまうから、ここは親方のメンツの立てどころである。
所々に太い青竹を仕込んでおく、火が回ると勇壮な音を立てて爆発し祭りを盛り上げる。
次は葺き作業である、骨格が見えないように門松や山から採取した杉やヒノキの枝を差し込んでゆく。
青葉に覆われた表面はでこぼこがなく、緑の水が流れるような仕上げることが良いとされた。

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