春先の低温障害で痛めつけられたアボカドが復活して、この夏は玄関を照らしつける西日を遮って快適であった。
ゴムの木も負けじと枝を茂らせて、分厚い葉の重量は1枚で安いビフテキほどもあり総重量を考えると心配になってくる。
いつも不思議に思うのは盆栽である。
枯れ木のように全く成長しないかに見える、しかしその表情はいつも瑞々しく、春には花をつけ秋には紅葉する。
先祖が庭に植えたケヤキが大木に育って、隣近所に迷惑を撒き散らす、やむなく大金を払って伐採した、抑圧から解放された爽快感がある反面、見慣れた景色にぽっかり穴があいて落ち着かないと知人が最近話していた。