部会が終わって改めて秋の深まりを実感した。
今年は写真で季節の移ろいを追うことも制限されてしまったように思った。
部会の準備は担当スタッフにお願いしてあったから、それほど気に掛けることもなかったけれど、気持ちの上で相当な重圧となっていたのだろう。
手違いで多々ご迷惑をお掛けししたけれど、75人のお客様から笑顔とねぎらいの言葉をいただいて、肩の力が抜けた思いである。
時雨に洗われて落葉松の黄葉が山肌を鮮やかに彩る。
間もなく落葉松林は落葉の季節を迎える。
金針の降り続く林間に立ち入ると、降り積もるかすかな音が聞こえてくる。