善知鳥峠の燃えるような落葉松の黄葉
駆けあがる星矢
駆け抜ける星矢
孫の星矢君が走るというので応援に行った。
区間は塩尻の中継点から善知鳥峠の分水嶺を越えて北小野中継点までの約9キロである。
われわれ親族は、もっとも苦しいといわれる、峠まで1キロの急な上り坂で待機した。
予定時間を少し過ぎて、先導車が通過ししばらくして、白バイに誘導されてトップ走者が駆け抜け、その荒い息遣いが耳元で聞こえた。
星矢のチームは塩尻中継点で10位でタスキを受けたという連絡が来ていた。
登り坂のはるか下方に、それらしい走者が現れた、まるで白バイに追い立てられているようだ。
終盤近い登りをリズム良く走っている、必死の形相がカメラに迫ってくる。 「がんばれ せいや」