乗鞍岳はゆったりと聳えている。
ここの窓からは、金華山の出っ張りに遮られて見られないけれど、ススキ川を1kほど下れば突然視界が広がって、
乗鞍が飛び込んでくるのだ。
朝日に染まる雪嶺を観たくて、早朝 意を決して零下10度の外気を分けてポイントに向かう。
狙い通り、快晴に恵まれて美しい姿を見ることができたけれど、春が近いせいか透明感が今一つ不満だ。
まッ いいか 今朝が今冬、秀麗な乗鞍を写す、最後に機会だったかもしれない。
カメラを右方に振れば、いつもの常念だけれど前景が違う
さらに 回すと薄川堤防の桜並木をバックに 針の木 蓮華と続き 早起き鳥がスバリ岳の上空に飛び込んできた。
そして松本城山の後ろに聳える爺ケ岳 鹿島槍の頂が見える