卯の花
ピサの斜塔
今日は夏至 卯の花が咲いて梅雨は最盛期に入った。
来年梅雨入り宣言を仕方なく受け入れて、梅雨明けをただひたすら待つことが習慣になっていた。
日本列島に豊潤な水量をもたらす梅雨の恩恵は当然として、別の見方をすれば、春から夏に至る気温の急激な変化に対して、日本の梅雨期が程良い緩衝役を担っているように思われる。
1年で最も強い日射しに長時間晒されるこの時期に、梅雨雲は強烈な太陽から届く光熱を程良く調整し、人間の順応力に合わせる役割をになっている様に思える。
フィレンツェから電車に乗ってピサを訪ねた、射すような光に晒されて梅雨雲のありがたみを初めて思った。
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