大待宵草
7月を記念して早朝ウオーキングを始めた。
野道に昨夕からの月見草がまだ瑞々しく咲き残っていた。
宵闇が迫る頃、月見草が咲く瞬間のときめきは今も変わらない。
息を殺して見守る中、つぼみを包んでいた萼が割れて、燐光を発するような花弁がすこし覗く。
その後完全に開ききるまでの劇的な数十秒間をかたずをのんで凝視した。
開花の終始をこれほど短時間で観察できる植物を他に知らない。
ウオーキングは山沿いの野道を下り、川沿いの道をたどり40分で終わった。
歩数計によると3000歩、「40分間で3千歩は運動とは言い難い」とはかみさんの弁
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