常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

みずばしょう・採種・播種

2007年07月10日 | 季節の便り
水芭蕉の穂?が自然に落ちた。
ザルで洗って種だけをより分けた。
その数およそ200粒
播種用トレーに蒔きつけてトレーごと水に漬けた。
思惑通りに運べば8月初旬に発芽する。
心配なこと
1・種子を包み込んでいるヌルヌルを洗い落としてしまったこと。
  このヌルヌルに発芽促進剤が含まれているような気がしてきた。
  せっかく蒔いたけれど発芽に至らないかもしれない。
2・もし思惑通りに発芽し場合、200本の稚苗の処分をどうするか?







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沙羅の余韻

2007年07月09日 | 季節の便り

樹陰の夏草の上に、彦星の憂いを散らしたように沙羅の花が落ちていた。
沙羅の季節を閉じる最後の花であろう。
夜来の雨を含んで珊瑚礁のようだ。
石灯籠の青苔の上に並べると、古都の寺院で見られそうな風景に出会った。

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ネム

2007年07月08日 | 季節の便り
オジギソウは触れるとロボットのように葉が閉じる不思議な草花である。
ネムは夜になると葉を閉じて眠る樹木である。
この二つは類似点が多いから血縁があるのだろう。
オジギソウが大きくなってネムになると本気で思っていたこともある。
鳥の羽か、催事の小道具にも見える、最も進化した花なのかも知れない。


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杏陰

2007年07月07日 | 季節の便り
杏の硬い種子の中に納まっているキョウニンは漢方薬ととして様々な薬効があると聞いている。
杏は医学と深いつながりを持っていたらしく、現在も杏という字が入る医学関係の組織がある。
アンズは4月に花が咲いてこれから収穫期に入る。
完熟した果実は甘酸っぱい良い香りがして美味しいが3つは食べられない。


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夜が白み初めるとき

2007年07月06日 | 季節の便り
20年間四季を通して、ほぼ93%の確率で午前4時30分起床を続けている、早寝早起きの健康優良老人である。
起床時間を基準に定点観測を続けていると、絶え間なく動き続ける地球を実感する。
夏至のころに比べ夜明けは確実に10分遅くなって、暑さの本番はこれからであっても、季節の舵は既に冬に向かって切られた。


ハゼラン


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梅雨の合い間

2007年07月05日 | 季節の便り
今年は梅雨の合い間というより、合い間の梅雨が似合うような降りかをしている。
後2週間ほどで梅雨が明ける。
ここは山間の集落だから梅雨末期の集中豪雨が怖い。
蛇口から出るのも水だけれど、山を崩し家屋を押し流すのも水である。

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オオマツヨイグサ

2007年07月04日 | 季節の便り
最近オオマツヨイグサが減ってメマツヨイグサが繁茂しているようだ。
我が家では20年ほど前、川べりの土手から移植したオオマツヨイグサの子孫が健在である。
この花は子供たちの自由研究の課題を提供してくれ随分世話になった。
黄昏時 つぼみが割れてわずか30秒足らずで全開する、その神秘性に大人も時を忘れて魅了された。
採取した種子を人知れず道路わきにこぼすのだけれど、思うように殖えない。
2年生だから、草丈が伸びる2年目に厄介視され刈り取られてしまうのだろう。
先日もビロウドモウズイカは丁寧に残してあったけれど、オオマツヨイグサは無残に刈り倒されていた。

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アスパラガス

2007年07月03日 | 季節の便り
小鳥の贈物だろうか、植え込みのイチイの根元にアスパラが芽生え育っている。
畑のアスパラより元気が良い、毎年親指ほどの芽が数本出る、1本残して後は恵みを受けることにしている。
1本あれば、二人だけの朝の食卓には充分すぎる量である。
残した固体は背丈ほどに成長し、この季節にベル型をした小さな花を一面に咲かせている。
花のたたづまいから、百合科であることに合点する。
風が吹けばカリヨンの音色が聞こえてきそうだ。


コメント (2)
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夏椿

2007年07月02日 | 季節の便り
一日花 花を水に浮かべると、その表情が変わる。
伝説の多い花である




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パッションフルーツにツボミ

2007年07月01日 | 季節の便り
旺盛に伸び続けるパッションフルーツの蔓にツボミが10個ほど確認できた。
昨年8月、生まれたばかりの稚苗をいただいた時、こんなに早く花が付くとは思っていなかった。
多分 実家のご両親も観葉植物のつもりで下さったのだろう。
水と追肥に気を配れば、美しい花が咲いて、その後1ヶ月程で果実が収穫できるらしい。
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