再び発生したCTISエアー漏れを修理するため、スカイオートへ向かった。
10時頃から、3時間程度、M氏と共にからかってみたが、結局修理を断念。
現在のメーター表示は、リアは正常だが、フロントはとても寂しい状態となっている。
(実際はフロントのCTISバルブ接続を解除しているため、フロントタイヤも正常)
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お店に到着後、まずは現状の再確認。
昨日と状態は変わらないため、チューブナット交換と判断。
ナットだけでの在庫は無し。 交換用メーターも在庫無し。
また、売り物のHUMMER H1から、ナットだけ奪う事を提案するも、
お店に並んでいるHUMMERは高年式で、95年式の当方のHUMMERの物とは、
メーターの接続部形状が違い、ナットの流用は不可とのこと。
そこで、方針転換。 ナットの再生を試みる事とした。
ナットを取り外し、目視確認。 材質は真鍮。 ナットのひび割れはネジ山部まで及んでいるのが解る。
このひび割れ部分をロウ付けし、ナットを再生する。
ロウ付けには、近所のホームセンターでフラックスとロウ材が液状に混ぜて有る物を使用(高級品)。
角ヤスリとサンドペーパーで足付けし、液状ロウ材を塗布し、トーチで加熱。
しかし、何度やっても、溶着しない。
試しにハンダで溶着を行うと、簡単に成功。トーチでの加熱温度が足りないのだろうか?
いずれにせよ、溶着成功したためメータに取付し、エアーを充填。 結果はエアー漏れ復旧せず。
このままでは、ホームセンターで入手した「高級ロウ付け」が無駄になってしまうため、
加熱温度を上げ、再度挑戦してみる。
加熱には、バーナーを使用。 しかし、今度は加熱温度が高すぎた。
(バーナーはアセチレンと酸素の混合し燃焼させ、3000℃以上の熱を発生させ、
鉄の溶接や切断に使用)
溶着したハンダを取り除こうと、少し炙っただけで、ナット自体が溶けてしまったのだ。
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写真左:足付け後のナット 写真右:溶けたナット
後で調べて判明したが、真鍮の溶融温度は900℃付近で、バーナーで炙ったら溶けて当たり前だった。
ナットが溶けてしまえば、後はやることがない。
おとなしく、交換用メーターの到着を待つこととした。
ナットが溶けてしまった後の、「日々勉強ですね~」というM氏の言葉に驚いた。
この言葉は、職場で技術者として何かに遭遇するたびに、自分の頭の中で唱えていた言葉と同じだったからだ。
常にこの気持ちを持っていないと、技術者としての成長がとまってしまう。
CTISは復旧しなかったが、得る物はあった。 満足して帰路についた。
10時頃から、3時間程度、M氏と共にからかってみたが、結局修理を断念。
現在のメーター表示は、リアは正常だが、フロントはとても寂しい状態となっている。
(実際はフロントのCTISバルブ接続を解除しているため、フロントタイヤも正常)
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お店に到着後、まずは現状の再確認。
昨日と状態は変わらないため、チューブナット交換と判断。
ナットだけでの在庫は無し。 交換用メーターも在庫無し。
また、売り物のHUMMER H1から、ナットだけ奪う事を提案するも、
お店に並んでいるHUMMERは高年式で、95年式の当方のHUMMERの物とは、
メーターの接続部形状が違い、ナットの流用は不可とのこと。
そこで、方針転換。 ナットの再生を試みる事とした。
ナットを取り外し、目視確認。 材質は真鍮。 ナットのひび割れはネジ山部まで及んでいるのが解る。
このひび割れ部分をロウ付けし、ナットを再生する。
ロウ付けには、近所のホームセンターでフラックスとロウ材が液状に混ぜて有る物を使用(高級品)。
角ヤスリとサンドペーパーで足付けし、液状ロウ材を塗布し、トーチで加熱。
しかし、何度やっても、溶着しない。
試しにハンダで溶着を行うと、簡単に成功。トーチでの加熱温度が足りないのだろうか?
いずれにせよ、溶着成功したためメータに取付し、エアーを充填。 結果はエアー漏れ復旧せず。
このままでは、ホームセンターで入手した「高級ロウ付け」が無駄になってしまうため、
加熱温度を上げ、再度挑戦してみる。
加熱には、バーナーを使用。 しかし、今度は加熱温度が高すぎた。
(バーナーはアセチレンと酸素の混合し燃焼させ、3000℃以上の熱を発生させ、
鉄の溶接や切断に使用)
溶着したハンダを取り除こうと、少し炙っただけで、ナット自体が溶けてしまったのだ。
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写真左:足付け後のナット 写真右:溶けたナット
後で調べて判明したが、真鍮の溶融温度は900℃付近で、バーナーで炙ったら溶けて当たり前だった。
ナットが溶けてしまえば、後はやることがない。
おとなしく、交換用メーターの到着を待つこととした。
ナットが溶けてしまった後の、「日々勉強ですね~」というM氏の言葉に驚いた。
この言葉は、職場で技術者として何かに遭遇するたびに、自分の頭の中で唱えていた言葉と同じだったからだ。
常にこの気持ちを持っていないと、技術者としての成長がとまってしまう。
CTISは復旧しなかったが、得る物はあった。 満足して帰路についた。
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