アゲハの庭園に,メランポジウムの花がわんさか咲いています。そこに,ヤマトシジミがたくさん訪れます。庭には,幼虫の食草カタバミが適当に生えているので,好都合なのです。
見ていると,オスの求愛行動が観察できます。
メスを見つけたオスが,ゆっくり近づいていきます。大抵の例で,同様の行動が見られます。近づくと,翅を震わせて求愛をします。中には,メスの前で翅を動かす積極的なオスもいます。
翅がずいぶんダメージを被っていても,繁殖行動は種の維持にとって欠かせないのです。
ずっとそこにいて観察していれば,交尾に至る例も目撃できるでしょう。しかし,そこまでの時間的余力はなく,まだ確認できていません。いずれ,その機会に恵まれるときが訪れるかもしれません。