自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

道の隅に,ツマグロヒョウモンの卵が(続々)

2014-08-24 | ツマグロヒョウモン

『続』の記事内容から8時間が経過。卵発見から3日以上経過しました。卵は大きく変化しています。先が黒くなってきました。とくに,卵Bはそれが顕著です。それに,下の方には線状の模様がたくさん確認できます。孵化の準備がほぼ整ったようです。 

 
この時点から3時間後に見ると,すでに孵化し終えた幼虫が葉の表側にいました。このときの体長は1.3mm。からだを覆った毛が際立っています。惜しいことに,誕生の瞬間は見逃しました。

 


一方,個体Aについては誕生を目撃。個体Bを見つけたのと同じ時間帯でした。穴を開けているので,「もうすぐ出てくるな」と思っていると,スルスルッと出てきました。すばやい動きでした。

 


その後,向き直って殻を食べ始めました。


途中,何度か休んではまた食べ始めるという感じでした。結局食べ尽くしました。

これまでにも誕生場面を撮影していますが,今回は,変化の様子をたっぷり,じっくり観察できました。次回以降の撮影にコツを生かせそうです。

なお,2個体については,羽化までの経過を追ってみようと思います。今の時期,どのくらいの期間で成虫になるのでしょうか。たのしみがまた一つ増えました。